2年目以降に向けて
――2年目以降、自分がエンジニアや社会人としてどういう風になっていたいか、または抱負をそれぞれ聞かせてください。
M.M:今後も、しっかりとやるべきことをやって評価をしてもらえるような人になりたいなと思います。
また、今担当している工数管理ツールは、導入したばかりでまだ手探り運用の状態なんです。
先ほども言いましたが、正直まだ運用面でいくつかの課題もあって、もっとうまく活用するためにはどうすればよいか、いうのを検討している状態でもあります。
今後さらに効果的に活用できるようにしていく一環として、出力結果の整形とか、処理の自動化などの対応をやっていけたらなと思います。
M.C:業務とかで人前で説明したりすることはありますが、基本的に話すのが苦手なので上手になりたいです。以前、当時3年目の先輩が全体会議で自身が参加しているプロジェクトについて発表していたのですが、とても分かりやすくまとめられていて、自分は出来るようになるのかなと不安になりました。私は経緯からダラダラと話しちゃう癖があるので、端的に結論から話せるようにしたいなと思っています。
技術面でいうと、bash(コマンド言語)を使ったスクリプトを作成できるようになりたいです。
プロジェクト先の方がいつもは画面をクリックしながらする設定を、スクリプトで自動化して頂いて...。私がしたら何時間もかかってしまうものが数秒で出来てしまうので衝撃を受けました。今後、こういうスクリプト作成スキルを持つべきなんだなと身をもって実感しました。
N.M:この1年、いろいろと大変なこととかもあったのですが、いろいろ質問して業務にも慣れてきたと思います。新卒の方もたくさん入ってきたので、もっと社会人として言葉遣いや報連相の徹底といったマナーや今よりも仕事を主体的に進めていくなどさらに気を引き締めていきたいです。また相談事とかにも乗れるような先輩になれたらなと思います。
今はAI系のツールを調べているんですけど、今後はそのツールを始めとして、社内外に様々な技術や考え方を公開していきたいなって思っています。
N.A:3年目、5年目はちょっと先過ぎて曖昧なんですけど、今は業務に対して積極的に動けているとは思いますが、どうしても目の前のことでいっぱいになってしまいがちです。なので、それだけではなくその時のプロジェクト全体を見て、何を自分でやるべきなのか考えて行動できるようになりたいと思います。
技術の方では、BIツール(Business Intelligence Tool)に関するスキル深めていきたいと思っています。
今それを扱うチームにいて、自分的にもすごく楽しいし興味を持てます。GCPのBIツール「Looker Studio」を使っているんですが、他にはAWSの「Amazon QuickSight」というのもあるので、色々試してスキルを伸ばしていきたいなと思っています。
――ありがとうございました。N.Aさんも言っていたように、まだ目の前のことでいっぱいいっぱいかもしれませんが、それぞれ目標に向かって頑張ってください。私も聞いていて考えさせられました。
さいごに..."インフラエンジニア"にはなれた?
――ここまでいろいろと聞いてきましたが、皆さん"インフラエンジニア"にはなれたのでしょうか?
全員:"インフラエンジニア"のスタートラインに立ちました!!
――2年目も頑張ろう!
ここまでご覧頂きまして、誠にありがとうございました!
このブログシリーズに関しても、学生さんに伝わるようにきちんと書けるだろうか、と皆不安に感じながらも、役立つ情報を届けたいという思いで、試行錯誤しながら取り組んできた1年でした。読んで頂いた皆様にとって、少しでも参考になれたらと思います。
この新卒ブログは最後となりますが、インフラエンジニアとして彼女たちの生活は続いていきますので、もしかしたら別のブログでお会いできるかもしれません。
それでは!
■新卒ブログ「文系女子、インフラエンジニアになる。」シリーズ
第1回 文系女子、新人研修を振り返る。
第2回 文系女子たち、研修期間を振り返る。
第3回 文系女子、初めてプロジェクトに参加する。
第4回 文系女子、リモートワークに挑戦する。―コミュニケーション編―
第5回 文系女子、リモートワークに挑戦する。―メリハリ編―
第6回 文系女子、IT情報をリサーチする。
第7回 文系女子、一日を振り返る。
第8回 文系女子、初めてプロジェクトに参加する。~その後~
最終回 文系女子たち、インフラエンジニアにはなれたのか!?