はじめに
IT業界に未経験で挑戦する方が増えている一方で、ついていけるか不安という声をよく聞くのも事実です。そこで、IT未経験、さらには業界的にもまだまだ人数が少ない女性が、どのように、そして日々何を感じながら成長していくのかをお伝えしたいと思います。
複数回に渡ってお伝えしますが、執筆者は、当社Re:Qに2022年4月に入社した文系出身の女性社員4名です。IT業界、エンジニア、さらには当社Re:Qを検討してくださる方の参考に、少しでもなれば幸いです。
第1回 文系女子、新人研修を受ける。
こんにちは。2022年新卒入社のN.Mです。
第1回目のブログでは今年行われた新人研修について書いていきたいと思います。
研修内容
今年の研修では、主に
入社前の
・内定者研修
入社後の
・新人研修
ー座学(1か月)
ー総合実習(2か月)
で行われました。
内定式が行われた10月以降、2022年2月まで、月1回オンライン形式でITトレンドを中心に学びました。(先輩によると、毎年改善しているそうなので、2023年4月入社予定者の方にむけた内定者研修はまた少し変わるかもしれません。)入社前に、自分で何を準備すれば良いのか分かりませんでしたが、内定者研修が事前準備となるので、追加の準備は必要なくリラックスして臨めました。
無事に4月1日の入社式を終え、次の日から新人研修が始まります。
新人研修は、前述の通り、「座学」と「総合実習」の組合せで、3か月の期間をかけて行います。今回はコロナの影響で基本的にオンライン(数日出社日あり)という形式で行われました。座学ではまずITの基礎から入り、どのような仕組みでITシステムが構築されているのか、プロジェクトはどのような流れで行われていくのかなどを、講義形式でしっかりと学ぶことができます。
総合実習、そして立ちはだかる壁...
そして総合実習では自分でサーバを構築していくことが中心となるのですが、その中でリポジトリ(ある機能を提供するためのプログラム群 - これをパッケージといいます - が保存されている場所)を使ったパッケージのインストールが最初にぶつかった壁として、とても印象に残っています。
何から調べればいいのかも分からず、何のコマンド(コンピュータに指示を与える文字列のこと、例:cd)を入力してもエラーが出る...そんな状態でしたが、先輩方や同期の人に聞きながらなんとか設定に成功したときはものすごく達成感が得られました。
このように最初はそれぞれのコマンドの動作や、行っている作業の意味すら分からない状態でも、研修が進んでいくうちに少しずつ理解できるようになると思います!(更に言えば、入社前は、コマンドやリポジトリという用語の意味も知りませんでした)
また、講義実習の中で感じたのは説明してくださる先輩方の圧倒的な技術力でした。講義は難しい用語も多くついていくのに必死でしたが、講義中に質問の機会もあったので少しずつ理解していくことができました。
総合実習の終盤では社長・役員はじめ、部長に対して実習の成果発表を行いました。今までの成果を発表するだけあって、みんな気合の入った資料でとてもいい刺激になりました。私自身も資料作成や話し方などもっとより良くしていきたい!と思えた時間でした。
研修を振り返って
今振り返ると、総合実習を自分で進めていくのは大変で分からないことだらけの中、なんとか終えることができたのは自分でも不思議なくらいです。ですが、自分で調べていく力が培われたことや、根気よくやり遂げる力は研修前と比べて格段に向上したと感じています。
Re:Qに興味があるけれど不安だという方は大勢いらっしゃると思います。
少しばかり先に入社して、研修を経験した私からお伝えできるのは、「大変だけれども、研修を受ける過程で、周りの人の助けを得ながら自分の成長を実感できる」ということです。ぜひご縁があってRe:Qに入社をされた暁には、楽しく学びながら頑張ってください!
私も新人研修を通して得た、精神面、技術面での成長をこれからの業務に活かせるように日々たくさんのことを吸収して頑張っていきたいと思います。
執筆者プロフィール