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【新卒ブログ】文系女子、インフラエンジニアになる。8

第8回 文系女子、初めてのプロジェクトに参加する。~その後~

こんにちは。2022年新卒入社のM.Cです。

以前、第3回にて投稿した「新人研修後初のプロジェクト参加」から約半年が経ちました。今回は、「その後」の私について書いていきます!
まだ以前のブログを知らない方は、私が書いた第3回 文系女子、初めてのプロジェクトに参加する。」を是非ご覧ください。

参加プロジェクトの振り返り

はじめに、前回の内容を簡単に紹介します。

3ヶ月の新人研修を終えてクラウド技術1部(旧:クラウド基盤技術部)に配属された私は、Re:Qの先輩社員が担当しているプロジェクトに参加しました。このプロジェクトでは、お客様先で稼働しているインフラ環境への運用要件の実現や課題の解決のために、サービスの要件定義から実装、運用標準化までを実施しています。

運用標準化とは、運用ルールや作業の流れ、作業の手順マニュアルの作成などを行い、誰でも同じように作業が出来るようにすることです。

研修での経験が活きた場面もありましたが、実務ではまだまだ分からないことも多く、悪戦苦闘する日々でした。

現在の状況について

プロジェクトは継続中で私の担当業務は以前とそこまで変わっていませんが、現在は先輩とAWSのサービスの実装作業をしたり、お客様環境を運用しているチームへの情報共有などを行ったりしています。また、先輩にフォローしていただきながらではありますが、運用引継ぎの説明を担当するようにもなりました。

プロジェクトに入って成長したこと

●理解力

配属されたばかりの頃は、途中から参加したプロジェクトだったこともあり、全くついていけない状況でした。誰がどのような業務を担当しているのか、どのようなルールがあるのか、といった点を理解しきれず、会議でもITの専門用語やプロジェクトのみで使われる用語など、分からない言葉や内容ばかりで混乱するばかりでした。
しかし、様々な業務に関わったり、先輩方に教えてもらったりするうちに、プロジェクトに対しての理解や、依頼された業務に対する対応力が身に着いてきたと感じています。
加えて、AWSの資格取得に向けて、基本的な知識を身に着けた結果、会議でも、以前より会話の内容についてイメージができるようになりました。

●文章力

業務では、お客様や他の会社の方とのメールのやり取りや作業連絡、ドキュメント作成など、文章を書く機会が多くあります。
プロジェクトに参加したばかりの頃は、書きたい内容の適切な表現が思い浮かばなかったり、間違った言葉遣いになっていないか気になったりと、メールや作業連絡の文章を考えるだけでも時間がかかる状態でした。
そのため、何をどのように書けばよいか先輩に質問をしたり、書いた文章をレビューしてもらったりしました。
その際、先輩から「ビジネス的な表現」や、読み手へ送る内容として「情報の量や程度」が適切かどうかなどのアドバイスを頂き、それを意識して文章を作成するように意識しました。
最近では、ビジネス的な文章を書くことにも慣れ、相手のニーズに合わせた文章を考える力がついたと感じます。

●技術力

プロジェクトに携わる中で、AWSを中心に様々な機能やサービスに触れ、徐々に技術力も身についてきました。
以下が、その中で私が設計と構築を担当したAWSの機能・サービスです。

EC2への特定ソフトウェア導入状況の自動監査
仮想マシン(EC2)に特定のソフトウェアがインストールされているかどうかを自動でチェックする仕組みです。

Cloudwatch LogsからS3へのストリーム配信実装
Amazon Kinesisというストリーミングデータをリアルタイムで処理するサービスを使用して、Cloudwatch Logsに溜まったログをストレージ(S3)に転送する仕組みです。

プロジェクトに参加したばかりの頃は、研修で学んでいたITの基礎知識やクラウド(AWS)の概要、基礎的なサービスについてしか知らない状態だったため、初めて聞く用語やサービスばかりで戸惑いました。
しかし、公式ドキュメントを読んだり、先輩に質問したりしながら設計や構築のフェーズを経験し、今では「設計⇒構築⇒テスト」を一通りできるようになりました。

2年目に向けて

2年目の目標の一つは、「エンジニアとして自立すること」です。
この1年は、ITの基礎的な部分から実際の業務に関することまで、とにかく初めてのことばかりであっという間でした。
今はまだ分からないことや自分だけでは出来ないことが多く、先輩の指導・助言が必須な状態です。今後も知識を習得するための勉強を継続し、また過度に失敗を恐れず様々な経験を積み、目標に向けて成長していきたいと思います!

次回▶▶ 「最終回 文系女子たち、インフラエンジニアになれたのか?」
前回▶▶ 「第7回 文系女子、1日を振り返る。」


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