<未来編>DBエンジニアとして

2022年入社 女性DBエンジニア M.A.

今回も人事によるインタビュー形式でお伝えします!
登場頂くのは、現在は主にOracleDB技術支援サービスを担当している2022年入社のA.Mさんです。以前は、ミドルウェアサーバーや仮想化基盤の保守運用で活躍されていました。

今回は、「転職のきっかけやRe:Qに決めた理由」過去編、「入社した時の気持ちや印象に残っているプロジェクト」現在編、「DBエンジニアとして感じていることやこれからの目標」未来編の3本立てでお送りします!現在シリーズ編(Re:Qに入社して感じたこと・印象に残ったプロジェクト)をご覧になっていない方は、こちらをご覧ください。

DBエンジニアとして業務で感じていること

<人事> DBエンジニアとして活躍するようになって2年半がたった(2024年10月現在)と思いますが、今感じていることはありますか?
<M.A>そうですね、技術的な面でいうと、Oracleについてまだまだ勉強が必要だと感じています。Oracle製品って、ご存じの通り、Oracle Databaseだけではなく、Exadata、Oracle Data Guard、GoldenGate、AVDF(Audit Vault and Database Firewall)など、いろいろありますからね。そうした付随する機能を勉強し続ける必要があると感じています。言い換えれば、そういった機能を必要とする大規模システムのプロジェクトに携われるということですから、多くを学べる環境にあると言えます。

その他ですと、メールの書き方ですね。お客様からの問い合わせメールへの回答の仕方について、まだ改善の余地があると感じています。日頃、お客様から技術に関する問い合わせメールをよく頂きます。お客様側で日常的にOracle製品を使うという点では問題はないのですが、機能の詳細や活用方法まではご存じではないので、そういった部分の説明をしてほしいというようなお問い合わせが多いですね。私自身DBエンジニアですし、必要に応じて調査したり、手を動かして検証をしているので詳細を理解していますが、それをお客様が理解できるように文章で伝えるのが難しいですね。内容が短すぎても伝わらないし、長すぎても理解しづらなくなってしまったりするので、「良い塩梅で伝える」ことに苦戦しています。

<人事>良い塩梅・・確かにそれは難しそうですね。改善するためにどんなことをしていますか?
<M.A>基本は、製品の理解度を高めて、実地で最適なメールの書き方を学んでいます。お客様とのやりとりを通じて、この情報をいれたほうがよかったなとか、これはなくてもよかったな、など。また、プラスアルファでは、上司にメールをチェックしてもらっています。より経験豊富な上司の視点からのアドバイスがもらえるので、自身に何が足りなかったかを理解することができます。

DBエンジニアとしてRe:Qに思うこと

<人事> 前職の運用とRe:Qの運用技術支援には何か違いはありますか?
<M.A>そうですね。Re:Qの運用技術支援にはオペレーター業務がないことが大きな違いだと思います。 運用というと、手順書に従って粛々と操作する作業や今使っている環境に変更を加える作業など、幅広い業務をイメージされる方もいると思います。ですが、私の個人的な思いとしては、運用業務の中心は使っている環境に大きな変更を加える、例えばいわゆるRelease Update(RU)適用といったバージョンアップ作業といったものだと思っていて、前者の手順書に沿ったオペレーションや何かイレギュラーが発生したら報告するというのは、オペレーターの仕事だと考えています。
前職では、運用とオペレーターの仕事を兼任することもありましたが、Re:Qでは、私の話している「オペレーター業務」がなく、「運用」に専念して専門的に技術を身に着けられることが大きな違いだと感じています。

<人事> 確かに、「運用」と聞くと、オペレーター業務を含んだイメージを何となく持っていました。ただ、Re:Qの運用技術支援はそうではないですものね。改めて違いを理解することができました。
いま他社との違いについて伺いましたが、この流れで、Re:Qに入社してよかったなと感じることについても教えてください。
<M.A>大きく分けて3つあります。1つ目は、給料が上がったことです(笑)これはやる気にも繋がるので、素直に嬉しいですね!2つ目は、検証環境や学習環境の豊富さですね。リソースを無限に使える訳ではありませんが、検証環境は十分にあるので、自由にサーバーを立てて検証できるのは大きなメリットですね。3つ目は、ナレッジの部分です。DBの経験が豊富なメンバが在籍しているので、ノウハウやナレッジが多いと感じています。誰かに分からない事を聞いたら答えが返ってきますし、ナレッジ共有も会社全体で推進していますしね。
前職では、とある製品のバージョンアップ手順書を作成しても、有識者が私以外におらず、有識者「私」手順作成者「私」作業者「私」でレビューもまともにできない...なんて事があったので、ここの部分は特に嬉しいですね。

<人事> では、ちょっと話が変わりますが、女性エンジニアという視点で、当社Re:Qの働く環境はどうですか?
<M.A>私は運用技術支援チームでの経験しかありませんが、女性として色々なライフイベントを迎えても働き続けることができる環境 だと思っています。一番の理由は、在宅勤務がメインだからですね。往復の通勤時間がなく、天候の心配もなく、自分の時間をより確保できる点がとてもいいと思います。Re:Qは、会社全体で在宅勤務を継続しているので、そこは他の部であっても同じかなと思っています。ただ、私がいる運用技術支援チームをはじめ、DB部隊に関しては、構築やトラブルによる出社は不定期ですが、必要な時はあります。

今後の目標について

<人事> ここまで色々と話をしてくれてありがとうございました。最後に今後の目標を教えてください!
<M.A>今はDBに関することは何をやっても楽しく勉強になるので、しばらくは今の運用技術支援チームで頑張りたいです。Oracleの製品群から考えると、今まで対応した製品はまだごく一部だと思うので、もうちょっといろんな製品を触った上で構築・設計などもやってみたいなと考えています。
<人事> 様々な技術を身に着けたいという姿勢が本当に素晴らしいと感じています。これからもM.A.さんの活躍に期待しています!

プロフィールM.A.

2022年中途入社。前職ではミドルウェアサーバーや仮想化基盤の保守運用業務を行う。当時未経験だった製品を扱いたい、また広い知識を持つエンジニアになりたいと思い、Re:Qへ入社する。現在はデータベースエンジニアを目指し、データベース運用支援業務に従事する。音楽好きであり、チケットが取れればライブやコンサートに参加しているが、最近はなぜが最後列の席が割り当てられることが多い。