<現在編>入社して感じたこと・印象深いプロジェクト

2022年入社 DBエンジニア M.A.

今回も人事によるインタビュー形式でお伝えします!
登場頂くのは、現在は主にOracleDB技術支援サービスを担当している2022年入社のA.Mさんです。以前は、ミドルウェアサーバーや仮想化基盤の保守運用で活躍されていました。

今回は、「転職のきっかけやRe:Qに決めた理由」過去編、「入社した時の気持ちや印象に残っているプロジェクト」現在編、「DBエンジニアとして感じていることやこれからの目標」未来編の3本立てでお送りします!過去シリーズ編(転職のきっかけとRe:Qに入社を決めたワケ)をご覧になっていない方は、こちらをご覧ください。

Re:Q入社して感じたこと

<人事> Re:Qに入社後、Oracleデータベースに本格的に携わってみて、最初の印象・感想はどうでしたか?
<M.A>そうですね。一言で言えば、「奥が深い!(分からないことが多い!)」です。前職ではデータベースの構築等の経験はなかったので、入社してから主に環境構築実習などを通して学習しましたが、その時点でそう感じました(笑)。 OSの設定はそこまで複雑ではないので理解できますが、Oracleデータベースは仕様が細かく難しいので、実習では苦労したのを覚えています。それと同時に、入社前は色々な事をやりたいと思っていましたが、データベースをやるならば、しばらくはデータベースに専念するべきだと思うようになりました。

<人事> 入社後、DB技術支援チームに配属されましたが、どうですか?このチームの主なミッションは、Re:Qが過去にデータベースの導入や移行をサポートしたお客様のシステムを継続的に技術支援することですが、構築や設計に携わってみたい等、思ったことはありますか?
<M.A>確かにいずれ構築をしたいという気持ちはありますが...。長く使い続けられる(運用しやすい)システムを作るには、運用のことを知らないと設計できないと考えています。そのため、運用からスタートできたのは、個人的にラッキーだと感じています。それに運用業務は好きなので、配属に不満はありません。

<人事> なるほど。確かに、運用を理解した上で設計するのは大事ですよね。
<M.A>そうですね。色々な案件を担当するうちに「どうしてこういう設計にしたんだろう?」「この方が運用しやすいのに」と感じる事があるので、やはり運用を経験できて良かったと感じています。

Re:Qで経験した特に記憶に残るプロジェクト

<人事>では、Re:Qに入社してから一番印象に残っているプロジェクトは何ですか?
<M.A>去年参画したサービス業のシステムで、ESS(Oracle Exadata System Software)を適用してExadataをバージョンアップした案件が印象に残っていますね。Exadataのマシンが全部で3台あったのですが、それぞれバージョンが違ったり、構成が違ったりと複雑な環境でした。さらには、いくつかの箇所は万一何かあっても切り戻しができないという前提でした。いわゆる一発勝負ですね。

<人事>それは大変ですね。その一発勝負はどうでしたか。
<M.A>その一発勝負でトラブルが起きたんですよ。ESS適用後に本番機で動いていた監視製品が上手く動かなくなりました。監視製品のベンダー側で製品を入れ直しても上手く動かなくて...。本番機だったので、お客様の営業時間までには何とか動かさないといけないですし。結果、Exadataのせいではなく監視製品側のバグという事が分かり、問題は解決されました。かなり端折って話をしましたが、実際はこのバグを突き止めるまでにもESSを疑ったりと色々なことがあり、かなり大変だったのを覚えています(苦笑)。
事前調査時のOracleサポートへの問い合わせも大変でした。マニュアルや製品サポートサイトで分からないことはOracleサポートに問い合わせますが、日本側にナレッジがないとUSのOracleサポートに行き、翻訳された回答が返ってくるんですが・・・分かりづらい。手順書作成の段階から、その点もかなり苦労しました。

<人事>本当に大変でしたね。色々な事はあったと思いますが、無事解決できて良かったです。次回は、DBエンジニアとして思うことや今後の目標について聞かせてください。

プロフィールM.A.

2022年中途入社。前職ではミドルウェアサーバーや仮想化基盤の保守運用業務を行う。当時未経験だった製品を扱いたい、また広い知識を持つエンジニアになりたいと思い、Re:Qへ入社する。現在はデータベースエンジニアを目指し、データベース運用支援業務に従事する。音楽好きであり、チケットが取れればライブやコンサートに参加しているが、最近はなぜが最後列の席が割り当てられることが多い。