エンジニアの1日

どんなことをしているのか、ある1日をのぞいてみよう

エンジニアは終日ずっとパソコンに向かって仕事をしている、なんて思っていませんか?システム規模が大きいほどプロジェクトメンバも多くなり、時には50人を越えることも。そのため、技術検証は勿論のこと、プロジェクトメンバとの連携・コミュニケーションは欠かせません。

仕事内容

システムの基盤構築(ITインフラ)部隊の一員として、Oracle Databaseの設計・構築を担当しています。

ある一日のタイムスケジュール

この日は設計のために現環境の情報を取得しにいきます。
どんな設定でどうやって動かしているのか、そういった情報を取得・分析してどんな設定をするのか細かい点を詰めていきます。

9:00-11:00打合せ・調整

新橋のオフィスに出社、一緒に作業をする先輩と当日の確認をします。
前日でに情報を取得するコマンドを調べ、そのコマンドは正しく実行出来るのか社内に検証環境を作成し調べています。

実際に構築に入る際にも構築するための「手順書」が必要になりますが、検証環境を作成することで手順書も作成できます。
作業にかかる前に準備をする事はとても大切ですね。

11:00-12:30昼休み・移動

お昼をとり、お客様先に向かいます。

12:30-18:00構築業務

お客様先に到着、作業に入ります。
事前準備したコマンドを順番に実行していき、事前に検証環境を作成する過程で気づいた欲しい情報などを取得していきます。
時にはお客様や他のチームと相談しながら、進めていきます。

ここまでで一日は終了ですがここで取得した情報を基に次の日からは

  • その設定はバージョンアップしても同じ設定ができるのか?
  • できる場合は、設定の方法を調べて検証環境で実行してみる
  • できなかった場合は、新しく同じような設定・機能が無いか調べる

とどんどんと進んでいきます。

ここがやりがい/大変

大規模なシステム構築に携われる

これまで大手旅行会社様や大手化粧品メーカ様のシステム構築や運用を担当してきました。
このように大規模なシステム構築に携わることが出来ることは大きな魅力です。
私生活の中でも自分の携わったシステムに関わるとやりがいを感じ、嬉しくなりますね。

検証と勉強の毎日

全くおなじというシステムはまずありません。
古くなったシステムを新しくするとき、ソフトウェアのバージョンアップを行う事もありますが バージョンが新しくなると新しく機能が追加されていたり、逆に今まで使えていた機能がなくなっていたりすることもあります。
ですから「ある一日のタイムスケジュール」の通り、調べたり検証を行ったりする必要があるのです。
また、お客様によっては今まで使用していたソフトウェアから別のソフトウェアにする選択をされる場合もあります。
その時ももそれらを使っての設計や設定をするため検証することがとても重要です。
もちろん、検証を行うためにも勉強は欠かせません。
大変ではありますが反面、最新の技術に触れることができるのはやりがいを感じます。

時には夜間に仕事をすることも

構築の作業ではお客様に引き渡すタイミングが決まっており、スケジュールはきっちり管理されています。
しかし、既に稼働中のシステムに追加で構築をしたり、新しいシステムへ移行の作業が入る場合などは、お客様が使用する 日中帯の時間ではなく夜間に業務を行う事も。

システム構築はチームプレー

システム構築は一人では出来ません。
お客様やチームメンバー、場合によっては他のチームの方とも連携をとりながら仕事を進めることになります。
多くの人と接し、自分の担当の説明や共有を行うのは難しいですがその分システム全体の構築が完了した時には大きな達成感があります。