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月別アーカイブ: D S

Top Award 2013 ~Hawaii Part4~

わたしがハワイに行ったら、どーしても行きたいところがあったんです☆(^^♪

それはね...VICTORIA'S SECRET !!(●^o^●)

アメリカで大人気!女性用の下着や水着等の専門店です(*^。^*)

写真 14-05-19 12 02 41

こんにちは、関根(♂)です。

 

VICTORIA'S SECRET・・・
そのブランド力は半端なく、アメリカ本土では大盛況。
専門モデルに選ばれた女性は「エンジェル」と呼ばれ、スーパーモデル並みの扱いを受けます。

店舗はパープルとブラックを基調とした佇まい。
中はピンクとさらに輪をかけたパープル&ブラックです。

このお店は男にとっては入りづらい入りづらい
入りづらいこと山の如し。

まぁ入りましたけどね、1人で。
上記写真の場所(https://goo.gl/maps/JeZjI
の他に、かの有名なアラモアナセンター内にも店舗があるので両方行ってみました。
トータル2時間くらい。
さすがにそこまでいると慣れたもんで堂々としていましたが、女性の試着待ちの男性とかは居心地わるそうでしたねぇ。

堪能(?)させていただきました。

ちなみに、何も買っていませんのであしからず。

2つの店舗に行ってみて気付いたのですが、両方とも「Pink」という店舗が併設されています。
入り口は分かれているのですが、店舗内でつながっていて中を行き来できるようになっています。
こちらはVICTORIA'S SECRETよりもやや低い年齢層をターゲットにしているようです。
こういうのを何て言ったか忘れましたが、うまいブランドの使い方ですね。

 

それともう1つ行ってみたかったとこがあるんです~☆

ハワイといえばやっぱこれ(^^♪

そう、パンケーキ~ヽ(^o^)丿
わーい

写真 14-05-18 8 58 41

こんにちは、関根(♂)です。

店員さんに、「5個出てくるけどええんか?」
と何度か念を押されました。

なんだそれ。
全然 No Problem でしょ。

 

・・・食えなかった~
む~り~
全然無理だし。

1.5個残し、ヨシ!!

ちなみに場所はここ。
Eggs'n Things
https://goo.gl/maps/VhTzj

日本にも出店していますね。

写真 14-05-18 7 34 12

 

ところでところで、昨年に引き続きですが、夜はいつもこんな感じになっています。

写真 14-05-17 17 42 34

ここは某役員のお部屋。

ときに説教部屋と化し
ときに酔っ払い部屋と化し
ときにただの吹き溜まりと化す。

ピーク時には十数名入っていました。。。

超うるさい・・・

隣の部屋にはなりたくない・・・

 

24時頃に一旦解散し、数名だけで別の部屋で飲みの続きを。
深夜のベランダで、ハワイの海を見ながら。

ふいに仕事の話に。

偉そうに語りだす某中堅。
全反発する某後輩。

温かく見守る(?)私。
あついねぇ

時間は AM 2:30。

よかよか。

我々みんな発展途上。

 

 

さて、帰りましょう。

 

あーつかれたー

家に着いて荷解きをし、一息つきましょう・・・

・・・

否!、、、呼吸が止まりました!!!

写真 14-05-28 22 11 39

あんたのスーツケース、怪しいから勝手に開けさせてもらったぜ。
by United States

これ、ノートPC開いたら出てきました・・・

そうですか~
出国時に検査されたようです~

 

~~~~~
帰国後、2~3週間してこの記事を書いているときに1本の電話が鳴りました。

某クレジットカード会社からです。

セキュリティ担当の部署です。

「カード止めました」とな。

ほぅ。話を聞こうじゃないか。

「海外で不正利用された形跡があります」と。
数千円単位で8件くらい。
聞いてみると私の身に覚えのないものばかりでした。

完全にスキミングされたな・・・
そんな変なところでカードを使った覚えはないのですが・・・

 

 Part4 おしまい

Top Award 2013 ~Hawaii Part4~

インスタンスケージングの罠 ~ cpu_count with Exadata ~

こんにちは、関根です。

ある日、「何やら遅いですね...」という知らせが届きました。

どうやら全体的にスローダウンしているようです。
特にエラーが発生しているわけでもないようです。

おもむろに本番端末室に入り、おもむろにvmstatを叩いてみます。

構成はExadata 4ノードのRAC構成ですが、CPU使用率は全サーバとも8%~9%程度。
CPUは問題なさそうです。
I/Oも問題ありません。

Enterprise Manager Cloud Control 12cから、
長時間実行されているSQLがないか覗いてみます。
 
こういうときだけは、Enterprise Managerは便利です。
Exadataの監視用として使うと最低ですが・・・)

あれ、Enterprise Managerにはログインできるけど、各Exadataサーバにはログインできない(時間がかかっているようだ)。。。

CPU使用率は相変わらず8%~9% ・・・
4台とも・・・
ほぼ固定・・・
増えもせず、減りもせず・・・

んーーー

・・・おかしい・・・

・・・これは、もしや・・・

「CPU使いきってますねー」

そう、今後複数のDBが追加される予定だったので、
他のDBに影響を及ぼさないようにインスタンスケージングの設定をしていました。
インスタンスケージングとは、インスタンス毎にリソースの使用制限ができる機能です。

具体的には、初期化パラメータで以下の設定を入れていました。
cpu_count=2
(4ノード合計で8)

Exadata(X2-2)のコア数は24(Hyper-Thread込み)です。

さて、電卓を起動して計算してみましょう。

2/24=0.08333333333333333333333333333333

ゾッとしますね。

8.3%

ですって。

 

一時的にインスタンスケージングを外してみます。
やり方は簡単。オンラインでできます。

alter system set cpu_count=24;

実行直後、CPU使用率が上がりだしました。
最高で45%くらい。

インスタンスケージングを使用した場合の見かけのCPU使用率には注意しましょう!

 

で、終わりではありません。
CPUを高騰させているSQLが存在するに違いありません。
CPUは足りるはずなのです。
そういう見積もりなのです。
そうでなくては困るのです。

ようやくEnterprise Managerからログインできたので調べてみると・・・
いました。
Index Range Scan でやたら時間がかかっているSQLがいくつかあります。

ExadataIndex Range Scanと言えば、Index削除!です。

Smart Scanを効かせましょう。
他のベンダに真似できないものを1つ挙げろと言われたら、これ。Smart Scan

その話はまたどこかで。

Indexを削除したら、無事速くなりました。
CPU使用率もほぼ5%以下。

よかったよかった。

インスタンスケージングの罠 ~ cpu_count with Exadata ~

Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c

「Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control」

のインストールはハンパなかった。。
Redhatにインストールする場合、サイレントインストールじゃないと入らないって・・・
そんなの製品としてダメでしょう・・・・
その他諸々の苦難もあった、、、ような気もするが、忘れたい過去は忘れましょう。

「Oracle Enterprise Manager 11g Grid Control」

のインストールはハンパなかった。。。
正気の沙汰とは思えなかった。
DBインストールしてパッチ当てて、WebLogicインストールしてパッチ当てて・・・
なんかの途中にまたパッチ当てて・・・
日が暮れて翌朝になっていた。

心の中で罵詈雑言を浴びせ続けていました。

が、ようやく

「Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c」

にてインストールの難からは解放されました!

リポジトリとなるDBはあらかじめ作成しておく必要はありますが、追加パッチ等は必要なし(11.2.0.3時点)。

で、Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12cのインストーラを起動すればその中で全て完結できてしまいます。

注意点

メモリの要件は上がっています。
・リポジトリ用:2GB
・OMS用:4GB

なので最低6GB、実際の物理メモリとしては8GBは欲しいところでしょう。

試しに3GBのサーバでインストールしてみましたが、インストール時にスワップ発生しまくりで、インストール完了まで3時間以上かかってしまいました。。。(それでも以前に比べれば No Problem...)

製品自体は相変わらずバグバグ言っていますけどね!

Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c

ORACLEの資格と新人のお話

こんにちは、関根です。

さて、今年の4月に新人さんが4名入社しました。
ちょうど3カ月が経過したところです。

しかしそのうち2名が、すでに

ORACLE MASTER Gold Oracle Database 11g

に合格しています!

はっきり言って、異常です。おかしい。頭おかしい。いい意味で

そんな会社見たことありません。

 

「そんな詰め込みで資格取って意味あるのか?
実務も経験していないのに。
資格なんか取っても役に立たないでしょ。」

という意見はあり、一部は事実でもあります。
私も同様に感じるところもあります。

# 以下は私個人としての考えです。
# (会社全体としての見解ではありませんのでご了承ください。)

だからこそ、「さっさと取っちゃえば。」

だって役に立たないんだもの。

さっさと取って、忘れて(言い過ぎか)、実務で覚えましょう。

重要なのは資格ではありません。
それをベースとした実務です。

また、プロジェクトには参画しやすくなります。
本人にはプレッシャーでしょうが。

 

それと、さっさと取っちゃえば「資格取れ資格取れ資格取れ・・・」
って言われることも無くなりますよ(笑)

我々も言う必要も無くなります。

まぁ、4年間言い続けてまだ取っていない輩もおりますが・・・

言うのも疲れるんだからね!

 

【2013/07/31 更新】

さらにもう1名合格し、新人の

ORACLE MASTER Gold Oracle Database 11g
保持者は3名になりました!
ORACLEの資格と新人のお話

Top Award 2012 ~Singapore Part3~

もし、あなたが「ヨミヨミの実」を食べたことがあって、一度だけ飛び降りても大丈夫だとしたら、どこから飛び降りますか!?

私はここ!!

Marina Bay Sands

でも意外とだいじょうぶ~
こんな感じなので~

Marina Bay Sands

ここは我々が研修旅行のために宿泊したホテル「Marina Bay Sands
http://goo.gl/maps/MFd8L

の屋上のプール。

こう見ると結構すごい!

Marina Bay Sands

こんにちは、関根です。

以前、「Re:Q Technology Consulting U.S. 設立?? - We’ve Landed in N.Y.」にてニューヨーク支店設立か!?との噂をばらまきましたが、ニューヨーク支店よりもシンガポール支店の方が濃厚です!

弊社役員の1人が気に入ってしまい、もうノリノリです。

特にホテル内のフードコートにある「お粥」が気に入ったようで、3泊5日の内、5食はお粥を食べていました!(健康診断は常に「E」判定)
この人は外に出たのだろうか??

日本に帰ってきても、週末には1人でシンガポールに行っているのではないかという噂。

シンガポールで働く日も近いかもしれません。

 

さて、シンガポールの電車(MRTと言います)は超簡単です。
あなたが日本人であり、日本の地下鉄に乗れているのであれば、まず迷うことはありません。

チケットを買うときも簡単です。
GUIは日本以上に優れています。
画面に表示されている路線図の駅をタッチすれば料金を表示してくれます。
あとはお金を入れるだけ。

という便利な電車には乗らずに2駅分歩いて行ってきました、知る人ぞ知る「LEI GARDEN(レイガーデン)」 チャイムス店。とある知り合いの方から聞いた本格的な中華のお店です。

しかし2駅歩くと暑いっす。。そういえばシンガポールは常に夏。
ケッペン気候区では「Af」に分類される熱帯雨林気候です。
湿度も高い。常にじめじめ。。スコール注意。。。

ぶつぶつぶつ・・・

さて、着きました。

LEI GARDEN

結構きれいなお店です。

こう見るとすごいよさそうな場所にあるように見えます。

しかし実際は「えっ、こんなとこにあるの!?」という感じです。
周りを取り囲むように小さい店がたくさんあるのですが、そのほとんどが閉まっています・・・
「観光客向きではない」 と聞いてはいましたが、その通りのようですね。
観光客にはLEI GARDENのオーチャード店の方がお勧めのようです。

けど当然ながら、味は上手い!!

文句なしです!

1人60$(シンガポールドル)也~~~

 

続く。

Top Award 2012 ~Singapore Part3~

New York 出張 最終日の話

最終日です。

朝、一人でぶらぶらしてみることにしました。

土曜の朝は静かなものです。

5th Avenueに出ました。
なんか、全てのタクシーがバックで走行しています。

へー、これがNew Yorkの最新の流行りなのかー

・・・んなこたない。

なんと、撮影中でした。

道路の真ん中に撮影機材用のレールが敷かれていて、両脇をタクシーが走っていく画です。
そして、1回撮り終わった後に全部バックで戻ってきたわけです。

かなり広範囲に交通規制していました。
朝はそんなこともできるんですねー

New York 5th Ave.

そして、当初泊まるはずだったHilton New York併設のスタバに行ってみました。
今は通常営業しています。

アイスコーヒーを頼んでみました。
噂通り、「coffee」の発音が通じません。

3回くらい言い直しました。

しかしみんな「Grande」サイズ頼んでます。
Shortは私だけ。

でけーわ。

JFK国際空港へ

さて、帰るとします。
タクシーでJFK国際空港へ。

市内からのタクシー料金は45$と決まっています。

タクシーに乗ってしばらくすると調子のよさそうな運転手が何か言っています。

どうやら
「TAXとチップ代、コミコミで60$だぜー、OKだよなー」

はいはい、そうですか。

出国

帰りの飛行機はエコノミーでかつ両側に人が座っているという黄金パターンでした。

これで14時間は厳しい戦いになるな。。

とりあえず映画見ましょ。
・すてきな金縛り
・カイジⅡ
・インセプション
を見ました。
インセプションは日本でも見たことがあったので、英語で見てやりました。

まったく分からねー

分かるようになってやるさ。

日本

ようやく、日本に着きました。

成田空港を出た瞬間、「もわっ」ときました。

梅雨ですね。
(執筆時は木枯らしですが)

 

ではまた、どこかで。

 
【New York 出張編】
New York 出張 初日の話①
New York 出張 初日の話②
New York 出張 初日の話③
New York 出張 初日の話④
New York 出張 初日の話⑤
New York 出張 2日目の話①
New York 出張 2日目の話②
New York 出張 3日目の話①
New York 出張 3日目の話②
New York 出張 3日目の話③
New York 出張 3日目の話④
New York 出張 3日目の話⑤
New York 出張 3日目の話⑥
New York 出張 3日目の話⑦
New York 出張 最終日の話

New York 出張 最終日の話

Oracle RAC(Real Application Clusters)とは?

こんにちは、Re:Q 関根です。

ここからはOracle RAC(Real Application Clusters)の基本的な概念について述べていきたいと思います。
RAC」の読み方は普通に「ラック」です。

その前に、通常のデータベースはこんな感じでしたね。

Single Database

そして、RAC(2ノード)はこんな感じです。

2node RAC Database

1つのデータベースに対して2つのインスタンスが同時に読み書きを行っています。
これが、RAC(Real Application Clusters)というやつです。

物理的に(真面目に)書くとこんな感じです。

2node RAC Database

片方のサーバ、インスタンスがダウンしても、もう一方で処理が継続できるというのがウリです。

ちなみに2ノード以上の構成も可能です。

【4ノード】

4node RAC Database

【8ノード】

8node RAC Database

【128ノード】

128node RAC Database

さてさて、2ノードのインスタンス君逹をよーく見てみると、あるものに気付きました。
何やら糸電話のようなものを使っています。

2node Cache Fusion

密かに会話を聞いてみましょう。

インスタンス君①「ここは俺が書きこむからちょっと待っとけよ」
インスタンス君②「早くしてくださいよー、スケジュール詰まってんすよー、待機イベント出ちゃいますよー、怒られるんすからー」
インスタンス君①「うるせーなー、ディスクの奴が遅くて俺も待ってんの!」

・・・

何やらただならぬ雰囲気ですね。

どうやらインスタンス君同士は糸電話を通していつも話し合っているようです(Cache Fusion)。

 

 

まとめるとこんな感じです。

 

RAC Database

まとめないとこんな感じです。

RAC Database

続く。

Oracle RAC(Real Application Clusters)とは?

New York 出張 3日目の話⑦ ~Times Square 再び~

さてさて

Top of The Rock
を降り、ペニンシュラホテルの屋上へ。

屋上のBarで撮ったよくわからない写真

Peninsula New York

どうやらここらしい。
Salon de Ning
http://www.peninsula.com/New_York/en/default.aspx#/New_York/en/Dining/Salon_de_Ning/

本場のマティーニを飲みます。

きっつー。

 

そして再びTimes Square

時間は深夜1時。。

Times Square

すごい人の数。

Times Square

人が減る気配がありません。

そういえば、New Yorkには終電という概念がありません。
地下鉄は24時間動いています。

いろんな人が来ています。

一発狙っている者。
勉強しに来る者。
単なる観光。

エネルギーが集約されています。

暫し思索に耽るとします。

 

明日は帰国日。

さて、寝るか。

 

【New York 出張編】
New York 出張 初日の話①
New York 出張 初日の話②
New York 出張 初日の話③
New York 出張 初日の話④
New York 出張 初日の話⑤
New York 出張 2日目の話①
New York 出張 2日目の話②
New York 出張 3日目の話①
New York 出張 3日目の話②
New York 出張 3日目の話③
New York 出張 3日目の話④
New York 出張 3日目の話⑤
New York 出張 3日目の話⑥
New York 出張 3日目の話⑦
New York 出張 最終日の話

New York 出張 3日目の話⑦ ~Times Square 再び~

New York 出張 3日目の話⑥ ~Top of The Rock~

さてさて

Top of The Rock
http://www.topoftherocknyc.com/

【MAP】
http://goo.gl/maps/8b2Jm

夕暮れ。
あちらに見えますのはエンパイアステートビルでございます。

Top of The Rock

 

セントラルパーク

Top of The Rock

 

もうちょっと暗くなってきてのセントラルパーク

Top of The Rock

 

夜①

Top of The Rock

 

夜②

Top of The Rock

 

以上。

 

【New York 出張編】
New York 出張 初日の話①
New York 出張 初日の話②
New York 出張 初日の話③
New York 出張 初日の話④
New York 出張 初日の話⑤
New York 出張 2日目の話①
New York 出張 2日目の話②
New York 出張 3日目の話①
New York 出張 3日目の話②
New York 出張 3日目の話③
New York 出張 3日目の話④
New York 出張 3日目の話⑤
New York 出張 3日目の話⑥
New York 出張 3日目の話⑦
New York 出張 最終日の話

New York 出張 3日目の話⑥ ~Top of The Rock~

New York 出張 3日目の話⑤ ~Le Bernardin~

夕食はここ。

Le Bernardin
http://goo.gl/maps/bJMKu

ル・ベルナルディン
三ツ星レストランです。

Le Bernardin

店員に案内され、席に着きました。
おしゃれ過ぎず、敷居が高すぎず。

店員が何か言っています。

良く分かりません。

・・・

あれ、何か聞いたことある言語だ??

「ニホンゴシャベレマスカ?」

・・・

「あ、いえす。」

なんだ、日本語通じるやん。
さすが三ツ星。
最初に対応してくれた方はこのお店では「先生」と呼ばれているらしい。
なんでかはよく分かりませんが。

次に対応してくれたのは小太りな黒人の方。
明らかに日本語は通じないだろうと思い、先生を呼んでくれるように言ったところ

「せんせぇーー」

とな。

結構日本語通じます。

 

さて、ここは魚料理がメインです。

注文の仕様がよくわかりませんが、先生に促されるまま注文していきます。

どれも美味いです。
さすが三ツ星。

が、何を注文したか忘れてしまいました。

そりゃ、もう3ヶ月も経ってるから・・・(長いなこのブログ・・・いい加減終わらせたい・・・けどまだ続く・・・)

デザートもたんまり「デザート」って感じです。

お腹も満たされて、次はどこだ?

Top of The Rock

だ。

 

まだ続く
【New York 出張編】
New York 出張 初日の話①
New York 出張 初日の話②
New York 出張 初日の話③
New York 出張 初日の話④
New York 出張 初日の話⑤
New York 出張 2日目の話①
New York 出張 2日目の話②
New York 出張 3日目の話①
New York 出張 3日目の話②
New York 出張 3日目の話③
New York 出張 3日目の話④
New York 出張 3日目の話⑤
New York 出張 3日目の話⑥
New York 出張 3日目の話⑦
New York 出張 最終日の話

New York 出張 3日目の話⑤ ~Le Bernardin~

New York 出張 3日目の話④ ~お買い物~

何度言っただろうか。

何度言っても言い足りない言葉がある。

何度言っても伝え切れない言葉がある。

何度でも伝えたい言葉がある。

ならば言おう。何度でも。勇気を持って。

 

How Much ?

 

ここの3階です。

Tiffany & Co.
http://goo.gl/maps/HcfAI

値札が見えないようになっているので、何度も「How Much」を言うことになりましたが、まぁ、ベタなやつを買っていくことにしました。

定価で125$です。

世は円高です。
日本で買うより安いです。

「One Hundred thirty nine dollar.」

と、店員。

はいはい、139$ね。

・・・はぁ!?
ぼったくりにしては堂々としたやり口だ。

と思っていたら、出ました、外税です。
しかも8.8%。

カードで払います。

「Where are you from ?」

なんでそんなこと聞くねん(どうやら普通らしい)。
Japanです。
JCBは使えません。VISAで払います。

ふぅ。

 

帰り道、ここに寄ります。

Rizzoli
http://goo.gl/maps/gffDb

本屋です。

なかなか年季が入っており、いい雰囲気の本屋です。
赤い絨毯が敷き詰められています。
3階建てで、階段でもエレベーターでも行き来できます。

ただ1つ問題は全部英語だということ・・・

そりゃそうだけど。

3冊くらい買いました。

 

あとはそうだなー、リンゴのマークのショップに行きました。
たくさん人がいました。
みんな何かの機械をいじっていました。

その店の前のベンチで日向ぼっこ。

 

3日間で結構歩いたので、足の裏に若干マメができています。

 

そして夕食のお時間です。

 
【New York 出張編】
New York 出張 初日の話①
New York 出張 初日の話②
New York 出張 初日の話③
New York 出張 初日の話④
New York 出張 初日の話⑤
New York 出張 2日目の話①
New York 出張 2日目の話②
New York 出張 3日目の話①
New York 出張 3日目の話②
New York 出張 3日目の話③
New York 出張 3日目の話④
New York 出張 3日目の話⑤
New York 出張 3日目の話⑥
New York 出張 3日目の話⑦
New York 出張 最終日の話

New York 出張 3日目の話④ ~お買い物~

New York 出張 3日目の話③ ~soba-ya~

そばだ、そば。

こちらに来てからアメリカナイズドされたものしか食ってません。

ゆえに、

そばだ、そば。

【MAP】
http://goo.gl/maps/KvvH5

なんちゃって自由の女神見学からタクシーで蕎麦屋に行きます。

その名も「soba-ya

soba-ya
http://www.sobaya-nyc.com/

この通りは日本食の店が結構あります。

まぁ、アメリカの蕎麦屋なんて大してうまくもないだろう、と一般大衆のごとく思っていました。

だが But しかし、

やたらうめーなーこれ。

日本のその辺の蕎麦屋よりもうまいです。確実に。

結構繁盛しているようですし、受け入れられているようです。

いつかまた来てみたいお店です。

 

食事も終わり、この辺りをうろついてみていると、中心街とは違った一般的な街並みです。

雑貨屋や敷居の低い飲食店や、いわゆるアパートっぽいところもあったり。

人々の生活感があります。

そういやラーメン屋もあった。

この辺なら家賃も高くなさそうですね。治安は知りませんが。

 

・・・と思ったら高いわ。by 海外CHINTAI

 

さて、一度ホテルに戻り、ここからはしばしのフリータイムです。

Tiffanyリベンジですな。

 

※2013/9/22 追記

なんと、この「soba-ya」、イッテQでも紹介されていました!
イチローがよく通っているお店だとか!
レポートで食べている席に我々座りましたよ!!

 

【New York 出張編】
New York 出張 初日の話①
New York 出張 初日の話②
New York 出張 初日の話③
New York 出張 初日の話④
New York 出張 初日の話⑤
New York 出張 2日目の話①
New York 出張 2日目の話②
New York 出張 3日目の話①
New York 出張 3日目の話②
New York 出張 3日目の話③
New York 出張 3日目の話④
New York 出張 3日目の話⑤
New York 出張 3日目の話⑥
New York 出張 3日目の話⑦
New York 出張 最終日の話

New York 出張 3日目の話③ ~soba-ya~

New York 出張 3日目の話② ~自由の女神~

自由の女神発見!

Statue of Liberty

【MAP】
http://goo.gl/maps/zZjGA

バッテリー公園からフェリーに乗っていきます。

おー、来たかー、と思いながら、ちょっと引きの図↓

Statue of Liberty

んーーー、やたら並んでるぞー!

これはハンパない。ディズニーのスプラッシュマウンテン並です。
ファストパスが無いと乗れません。

我々3人は全員B型なので、並ぶという概念はありません。

そして、それが当然であるかのごとくスルー!

せっかく来たけどタクシーをゲット!

Wall Streetも見ようかと言ってたけど、タクシーに乗ったままスルー!

そしてブルックリン橋マンハッタン橋の間(たぶん)をスルー!

Brooklyn Bridge

そば食い行こー

 

【長めのメモ】

New YorkにはDuane Reade(デュアンリード)というドラッグストアがたくさんあります。
(マツキヨみたいなもんですかね)

気持ち悪かったので胃薬でも買ってみようかと思い、

「Where is stomach medicine?」

と聞いたら

「Three」

という答えが返ってきました。

はぁ??

と思っていたら、通路にぶら下がっている列の番号のことでした。

通路しか教えてくれへんのかい!

しかも「Three」の列にはいっぱい薬あるし・・・

日本の接客は世界一だなと改めて思いました。

 

【New York 出張編】
New York 出張 初日の話①
New York 出張 初日の話②
New York 出張 初日の話③
New York 出張 初日の話④
New York 出張 初日の話⑤
New York 出張 2日目の話①
New York 出張 2日目の話②
New York 出張 3日目の話①
New York 出張 3日目の話②
New York 出張 3日目の話③
New York 出張 3日目の話④
New York 出張 3日目の話⑤
New York 出張 3日目の話⑥
New York 出張 3日目の話⑦
New York 出張 最終日の話

New York 出張 3日目の話② ~自由の女神~

New York 出張 3日目の話① ~Ground Zero~

【スタート】

・・・ガタガタガタガタ・・・

・・・気持ちわりぃ・・・

・・・どこなんだ、ここは・・・

とにかく揺れてる・・・

吐きそうだ・・・

記憶を戻してみよう。

 

3日目の朝、というか2日目の夜、ホテルに戻ったのは朝の5:30(29:30)くらいでした(!?)。

なぜか翌日8時にロビー集合ということになり、8:59くらいに電話で起こされました。(むりだって)

もう既に朝食へ行っているようです。

我々3人は全員B型なので、人を待つという概念はありません。

完全に各々のタイミングでEuropa Cafe へ。

【MAP】
http://goo.gl/maps/SXxho

さすがです。上司は胃薬を飲んでいます。
私にはその想定がありませんでした。
まだまだ精進が足りません。

さて、微妙に気持ち悪いまま、これからGround Zero へ向かいます。

初のNew York地下鉄へ。

ちょっとだけ寝よう・・・

※【スタート】へ戻る

 

着きました。

【MAP】
http://goo.gl/maps/lStGS

 Ground Zero付近

もはや何がどこにあったのか、とか原型がまるで分かりませんが・・・着実に復興は進んでいるようです。

ちょっと歩いて行くと何やらメモリアルホール的なところに入れるようです。

ただ、ものすごい行列が・・・(写真ではよく分かりませんが)

Ground Zero付近

相当並んでいます。

やむを得ず、スルー。

そして、このまま自由の女神を見に行きます!

 

続く

 

【New York 出張編】
New York 出張 初日の話①
New York 出張 初日の話②
New York 出張 初日の話③
New York 出張 初日の話④
New York 出張 初日の話⑤
New York 出張 2日目の話①
New York 出張 2日目の話②
New York 出張 3日目の話①
New York 出張 3日目の話②
New York 出張 3日目の話③
New York 出張 3日目の話④
New York 出張 3日目の話⑤
New York 出張 3日目の話⑥
New York 出張 3日目の話⑦
New York 出張 最終日の話

New York 出張 3日目の話① ~Ground Zero~

New York 出張 2日目の話②

さて、プラザホテルを過ぎて歩いて行くと、銀座のごとくブランド店が密集しているところに出ました。

5th Avenue(5番街)はブランド街でもあるのです。

お土産を買おうということで、途中Tiffanyに立ち寄りました。

【MAP】
http://goo.gl/maps/zFZX8

そこで、Tiffanyのシルバー系のアクセサリーは意外とリーズナブルだという、この旅一番の情報を上司から得ました。
その場で何か買おうかとも思いましたが、値札は隠ぺいされています・・・

全部「How much?」って聞くのか・・・

また出直してゆっくり選ぶことにしました。

それからよくわからない雑貨屋やディズニーストアに行き諸々のお土産等を買いました。

 

せっかくNew Yorkに来たので、昼はハンバーガーだ!

ということでハンバーガーを食べに行きました。

とにかくデカいという噂は聞いていましたが、本当に食べきれませんでした。。

にわかには信じがたいのですが、ハンバーガーを食べきれないのは恐らく生まれて初めてかもしれません。

上司はサラダについているドレッシングの皿をスープと間違えて飲んでしまいました!?
それくらい皿が大きかったということです。

アメリカの肥満率は35%・・・そりゃそうだ。

そんなこともあったり、健康志向の高まりもあったりしてか、シリコンバレーでは日本のお茶がバカ売れしているようですね。

たくさん食って、たくさんお茶を飲む。
Central Parkには走っている人もたくさんいました。

食うのを減らせばいいじゃん、ってのは当たり前の日本人的感覚ですが、そうではないところにアメリカがGDP世界一である理由であったりもします。

それと、見えないGDP「チップ」。

上記のハンバーガー屋でもチップを支払っていました。

経済の活性化につながっていることは間違いありません。

日本もチップ制を取り入れたらいいかも(個人的見解)。

 

さてさて、これからはお仕事です。
Re:Q Technology Consulting U.S. 設立??  We've Landed in N.Y.

グランド・セントラルターミナル集合。

【MAP】
http://goo.gl/maps/AbNK3

途中、4th Avenueが無いのに気付きました。

東から、

3th Avenue
Lexington Avenue
Park Avenue
Madison Avenue
5th Avenue

となっています。

地図で見ると途中までは4th Avenueがあります。
南の14th Street辺り。

なんでかは分かりませんが。

 

2日目編 完

 

【New York 出張編】
New York 出張 初日の話①
New York 出張 初日の話②
New York 出張 初日の話③
New York 出張 初日の話④
New York 出張 初日の話⑤
New York 出張 2日目の話①
New York 出張 2日目の話②
New York 出張 3日目の話①
New York 出張 3日目の話②
New York 出張 3日目の話③
New York 出張 3日目の話④
New York 出張 3日目の話⑤
New York 出張 3日目の話⑥
New York 出張 3日目の話⑦
New York 出張 最終日の話

New York 出張 2日目の話②

New York 出張 2日目の話①

New York 2日目です。

近くのオープンカフェ的な所で朝食を。

Maison

注)女性を撮っているわけではありません。

しかしふと思い起こしてみると、多くのお店にオープンスペースがあります。
いや、もうオープンだらけです。

聞くところによると、Londonもオープンなところが多いようです。

逆に日本が少ないだけなのかもしれません。
国民性の違いでしょうか。

 

一息ついて、今度こそメトロポリタン美術館へ。

昨日のリベンジです。

ひたすら30分以上歩きます。

・・・やっぱ遠いわー、昨日行かなくてよかった・・・

The Metropolitan Museum of Art

やたら広いです。
見きれません。

【教訓】
美術館へは目的を持って入るべし。
我々3人は全員B型のため、そういう概念は持ち合わせていないのです。

そして芸術鑑賞もそこそこに、屋上のカフェで仕事を始める上司たち(ここは無線LANも入るのです)。

さすがです。

日本の未来は安泰です。

「あ、明日のツアー予約取れなかったー」

・・・仕事の一環に違いありません。

 

帰りはCentral Parkの脇の5th Avenue を通って行きます。
落ち着いた感じで木陰も多く、意外と好きかもしれません。

Central Parkの出口付近を過ぎると何らや雰囲気のあるホテルが。

The Plaza Hotel

【MAP】
http://goo.gl/maps/rwBrV

プラザホテルです。

1985年、このホテルで、なんとなく聞いたことのある「プラザ合意」がなされました。

要は「ドル安(円高)にせい」ってことで。

今尚続く、円高不況の始まりです。

輸出企業で支えられている日本にとっては大打撃です。

が、どれだけ円高になろうと利益を出し続ける日本。
その変化対応力は素晴らしいものがあります。

企業は円高のおかげ?で相当スリムな体質になっています。
また、円高を機会と捉え、海外の企業を買収しまくっています。

そして銀行達も諸々の敗戦処理を終え、復調の兆しがあります。
いつの間にか格付けでは日本の銀行の方が上位になってしまいました。

もし、これから多少円安に振れたら日本の企業は空前の利益を叩き出すのではないでしょうか。
(と、勝手な想像)

 

てなことを、プラザホテルを見ながら思っていました(嘘)。

 

続く

 

【New York 出張編】
New York 出張 初日の話①
New York 出張 初日の話②
New York 出張 初日の話③
New York 出張 初日の話④
New York 出張 初日の話⑤
New York 出張 2日目の話①
New York 出張 2日目の話②
New York 出張 3日目の話①
New York 出張 3日目の話②
New York 出張 3日目の話③
New York 出張 3日目の話④
New York 出張 3日目の話⑤
New York 出張 3日目の話⑥
New York 出張 3日目の話⑦
New York 出張 最終日の話

New York 出張 2日目の話①

New York 出張 初日の話⑤

Foxwoods Theatreへ。

【MAP】
http://goo.gl/maps/nFf1

7th Avenue を通って行きます。

途中、常に渋谷状態のTimes Square を通過します。道は激混みです。

20分くらい歩いてFoxwoods Theatreに着きました。

そうです、これからミュージカル「スパイダーマン」を見るのです。

みなさんが思い描いているのとまったく同じであろうドアマンに扉を開けてもらい、黄金の螺旋階段を登って2階席へ。

さあ、いよいよ始まりです。

 

・・・

んっ、もう始まってますよー

人が飛んでますよー

結構な速さで飛んでますよー

ぐるぐる回ってますよー

 

Broadway ミュージカルの中でも初のことだそうです。
2階席や3階席に飛び移ったりするのは。
もちろんワイヤーロープつきですけどね。

うーん、しかしググればググるほどすごいことになっています。

■初期投資額は約60億円(7500万ドル)。通常は500万ドル~1500万ドルだそうで、Broadway No.1
■通常、初日から2~3週間はプレビュー期間と呼ばれますが、スパイダーマンの場合は半年以上
■途中、監督が交代
■主役が両手骨折
■ヒロインが脳しんとう
■他、怪我多数

大丈夫なのか?スパイダーマン

また、このスパイダーマンのために投資された金額を本当に投資を回収できるのか、と危ぶまれていたりします。
それだけの額を回収するには5年以上のロングランとなることが必要で、Broadwayの中でもそれは稀・・・

らしいです。

新たな価値を生み出すには強い意志と覚悟が必要。

多少のトラブルは日常茶飯事らしいですが、それでも中断することなく個々人のアドリブで乗り切るらしいです。

そこもまた見どころの1つ。

しかしオープンから1年以上は経っており、我々が行ったときも満席だったので成功していると言えるでしょう。
これからが勝負ですね。

 

・・・設立5年目の弊社も同じ、か?

 

舞台は終わりました。

観客には結構若い子や、あるいは中学生くらいの子達も多くいます。
みなさんドレスアップしていらっしゃいます。

修学旅行なのか役者の勉強をしに来てるのか。
知るよしもありませんが、彼らは「本気で来ている」 というのを感じました。
うまく言い表せませんが。

 

そうそう、ワインを飲んで行ったら、座っているままなのに気持ち悪くなり途中で中座してしまいました。。
だって、ぐるぐる回ってるから。。

 

【メモ】
Times Square の階段の下ではミュージカルのチケットが販売されており、売れ残りやキャンセルされた分が半額で買えたりするそうです。

 

って、この後飲みいくんすか・・・もうムリzzz

 

初日編 完

 

【New York 出張編】
New York 出張 初日の話①
New York 出張 初日の話②
New York 出張 初日の話③
New York 出張 初日の話④
New York 出張 初日の話⑤
New York 出張 2日目の話①
New York 出張 2日目の話②
New York 出張 3日目の話①
New York 出張 3日目の話②
New York 出張 3日目の話③
New York 出張 3日目の話④
New York 出張 3日目の話⑤
New York 出張 3日目の話⑥
New York 出張 3日目の話⑦
New York 出張 最終日の話

New York 出張 初日の話⑤

New York 出張 初日の話④

続きです。

の前に。

一旦、前回でこのNew York出張の話は終わらせたのですが、多方面からの

「いきなり終わりかい!」
「2日目、3日目、最終日をちゃんと書くのがめんどくせぇだけだろ!」

などの、大変暖かいお言葉、苦情の電話・メール、叱咤激励、誹謗中傷、罵詈雑言、阿鼻叫喚、傍若無人

などの言葉を受け、再び書きつらねることとなりました。
どうぞよろしくお願いいたします。

また、前回分もupdateしておりますので、合わせてご覧ください。

New York 出張 初日の話③ - update

 

さて、続きです。

十分に挫折を経験できた私はホテルの暗闇の中、椅子に座って寝ていました。

そういえば、朝起きてからもう24時間くらい経ってるような・・・
やたら歩いたし、もう疲れたよ・・・パトラッシュ・・・
と、3分の2くらい死にかけていたところで、肩をたたかれました。

ようやく上司が辿り着いたようです。
おかけで現世に戻ってくることができました。

「何これ?」と、上司達。

当然です。

何しろホテルは真っ暗で、かつ、受付カウンターらしきところには長蛇の列。

・・・ん?実はまだ現世ではないのか?

いやいや、初日の話②で書いたように、まだ停電中なのだ。
そういえば、SWATみたいなのも入ってきたりしていたのだ。
恐らくテロの疑いもあったのでしょう。(と想像)

 

さて、長蛇の列に並びましょう。

どうやら1人1人他のホテルへ移れるように手配をしているようです。

で、我々の番。

会話の内容を要約すると

「暗いかもしんないけど、泊まってく?シャワーは出るよ。それとも他にする?」

・・・他にするわい。

で、結局近くのSheraton(シェラトン) New York Hotelに泊まれることになりました。

ようやくチェックインし、この時点で17時くらい。

息つく暇もなく、17:30からレストランの予約を既に取ってあります。

てことで、急ぎここへ。
Abboccato】
http://bit.ly/OygN3F

私の記憶が確かなら、ここでワインを飲んでしまいました。

24時間以上起きている状態&歩き疲れの状態でワインを飲むとどうなることか。
行けばわかるさ。

この後、19:30からミュージカル「スパイダーマン」を見に行きます!

 

【メモ】
FDNYは ニューヨーク市消防署(The Fire Department of New York Cityの略

FDNY

 続く

 

【New York 出張編】
New York 出張 初日の話①
New York 出張 初日の話②
New York 出張 初日の話③
New York 出張 初日の話④
New York 出張 初日の話⑤
New York 出張 2日目の話①
New York 出張 2日目の話②
New York 出張 3日目の話①
New York 出張 3日目の話②
New York 出張 3日目の話③
New York 出張 3日目の話④
New York 出張 3日目の話⑤
New York 出張 3日目の話⑥
New York 出張 3日目の話⑦
New York 出張 最終日の話

New York 出張 初日の話④

New York 出張 初日の話③ - update

引き続き初日の話です。

ホテルが停電中だったので、上司が到着するまで観光だ!

という軽い気持ちでCentral Park に行きました。
しかしCentral Park広すぎです・・・縦4kmあるし・・・

【MAP】
http://bit.ly/PVVu25

よく分からない像もたくさんありました。

Central Park

なんと中には遊園地もあります。

Central Park

他にも動物園やらあったりします。
子供も多く、New Yorkの子供は全員ここに来るのでしょう。

よーし、Central Park内にあるメトロポリタン美術館へ行こう!
と思い、途中で挫折しました。

【MAP】
http://bit.ly/NGGCCr

小雨降ってきたし。
傘をさしながらスーツケースを引きながらは不可能です。。
結構な坂道も多々あり・・・

仕方なく引き返し、次はMoMA(ニューヨーク近代美術館)に行きました。

【MAP】
http://bit.ly/St8eMl

結構歩いてるでしょ。

Central Park

しかし、なんと、スーツケースを預かってくれないとのことです!
持ったまま入れないので、ここで入るにはスーツケースを投げ捨てるしかありません。
しかし適切に捨てる場所が見つかりませんでした。
そしてここはNew Yorkです。
粗大ごみのルールは千葉県とは別のルールがあるに違いありません。
再び挫折しました。

ということで、あきらめてホテルに戻って併設のスタバに行きました。
警察しかいませんでした。
停電の影響で。

挫折です。挫折です。。挫折です。。。

続く。

【教訓】
スーツケースには気をつけよう!

 

【New York 出張編】
New York 出張 初日の話①
New York 出張 初日の話②
New York 出張 初日の話③
New York 出張 初日の話④
New York 出張 初日の話⑤
New York 出張 2日目の話①
New York 出張 2日目の話②
New York 出張 3日目の話①
New York 出張 3日目の話②
New York 出張 3日目の話③
New York 出張 3日目の話④
New York 出張 3日目の話⑤
New York 出張 3日目の話⑥
New York 出張 3日目の話⑦
New York 出張 最終日の話

New York 出張 初日の話③ - update

New York 出張 初日の話②

前回の続きです。

Penn Station に着きました。

外へ出ました。

・・・どこなんだ、ここは?

しばし途方にくれました。

そうだ、ここはアメリカだ!

ということをふと思い出し、右を見ました。

マディソン・スクウェア・ガーデン

Madison Square Garden

 

あ~、なんか聞いたことあるな~、なんだっけ~、と感傷に浸りつつ歩を進めました。

【周辺MAP】
http://bit.ly/KPMe8Y

適当に左へ。
手元の地図を見ながら歩いていきます。

とりあえずは、今日宿泊予定のHilton New York へ!

・・・

道、間違えてますね!

明らかに!

ここは10th Avenue。日本語的に言うと10番街。
そして Hilton New Yorkは6th Avenue。
そして最初に着いたPenn Stationは8th Avenueでした。

逆、行ってますね!

【メモ】
Avenue(地図的には縦の道)を間違えるとしんどい。
Avenue間は歩いて5分かかる。
よって、10th Avenueから6th Avenueに行くだけで20分かかるのだ!
スーツケースを引きずりながら・・・

 

そうだ、私にはiPhoneがあり、Google Mapがありました。
iPhoneは基本的に海外でも使えるのです。
別途、お金はかかりますが、会社に請求がいくだけです・・・

道を修正しつつ歩いていきます。
ド平日の昼間なのにかなりの人が歩いています。
人を避けながらスーツケースを引っ張っていくのはかなりつらい・・・
しかも、結構ガタガタな道もあります。

その中でも特に人が集まっているところに出くわしました。

Times Square

基本的に、New Yorkの道は
・縦のAvenue
・横のStreet
で、碁盤の目のように構成されています。

その中で、例外的に斜めに走る道があります。

それが、Broadway(ブロードウェイ)。

そして、Broadway7th Avenueが交わる点、

それが、Times Square(タイムズスクウェア)。

上の写真です。

渋谷109は完全にこれのマネだな~
と根拠なく思いつつ進んでいきます。

 

Hilton New Yorkの手前まで着きました。

外から中を見るとほぼ真っ暗です。
ガラスが暗いからなのか、海外のホテルはそんなもんなのか、とにかくなんか暗いです。。
辺りを見回すと・・・

Hilton New York

なんか、警察やら消防やらがうようよしています・・・
合わせて10台ほど・・・
テレビカメラもやってきました。。。

どうやらこれです。
http://www.dailysunny.com/2012/06/15/nynews0615-2/

えええーーー!

どうすんの???

 

初日編、長過ぎだろー

 

【New York 出張編】
New York 出張 初日の話①
New York 出張 初日の話②
New York 出張 初日の話③
New York 出張 初日の話④
New York 出張 初日の話⑤
New York 出張 2日目の話①
New York 出張 2日目の話②
New York 出張 3日目の話①
New York 出張 3日目の話②
New York 出張 3日目の話③
New York 出張 3日目の話④
New York 出張 3日目の話⑤
New York 出張 3日目の話⑥
New York 出張 3日目の話⑦
New York 出張 最終日の話

New York 出張 初日の話②

New York 出張 初日の話①

Re:Q Technology Consulting U.S. 設立?? -- We've Landed in N.Y.

にある通り、New Yorkへ行ってきました。

ここでは仕事以外のことについて書きたいと思います。

出発

New Yorkへは私と他2名で行ったのですが、諸般の都合により、私だけ別の便で行くことになりました。。

しかも直行便ではなく、デトロイト経由で。
そして羽田6:55発という早い時間。

そのおかげ(?)か、行きは比較的空いていて、2人席に1人で座ることができました。

機内ではもちろん、基本暇なので映画を見ていました。
行きは
・山本五十六
・マネーボール
を見ました。

「山本五十六」(やまもといそろく)は太平洋戦争時の連合艦隊司令長官です。

太平洋戦争の話を太平洋上で見ていていいのか!?

というのはさておき、 山本五十六が早期講和を図っていたとは知りませんでした。
戦争で亡くなった日本人は300万人と言われていますが、その死者の9割は山本五十六の死後であると言われています。
戦争の「辞め方」が誰も分からなかったようです。

デトロイト

デトロイト5:30頃

デトロイト

デトロイトにつきました。
デトロイトでニューヨーク行きへ乗換です。

小さい飛行機です。
日本人は私だけです。
国内線なのでアナウンスも全部ナチュラルスピードの英語です。
まったく分からん・・・

7:45発です。

時間になりました。

・・・動きません・・・

8:15過ぎ

・・・まだ動きません・・・

アナウンスが流れました。

「This plane is ακ∠Ξ∞τ∩±ο≒^∀ζδ〇μゞη々∈‰‥~~♂Σ⊿〇ΔゝζⅩ⊃〆∀∴〇ヽ・・・」

ということで、要約すると

「壊れたから降りて~」

ってことのようです。

んぁ?

みんな降り出しました。

マジですか~

「ちょっと待って」とのことなのでちょっとだけ(2時間・・・)待ちました。

搭乗口が変わり、別機での出発となりました。

私の隣には、入れ墨をしてジーンズから半ケツを覗かせている黒人。
CAが「シートベルトを締めてください」的なことを言ってきましたが、その方は

「俺はシートベルトしないぜぇ~。ワイルドだろぉ~。」

と言って、
CAも「フッ」と言って、
ホントにしないまま出発しました!

自由か!
CAも自由か!

Newark Airport

Newark(ニューアーク)空港に着きました。
メジャーなのはJFK国際空港ですが、私はこっちです。

そこからAir Train なるものに乗って、New Jersey Transit(ニュージャージートランジット)に乗り換えです。
まぁ電車の乗り換えです。

タクシーで行けばいいじゃんって?
そんな度胸はありません。お金もありません。金払ってくれる上司はまだ着いていません。。

Penn Station

Penn Station(Pennsylvania Station)に着きました。
てことはニューヨーク市内に着きました。
思ったより長くなりました。
文章が。
続きは次回。

【New York 出張編】
New York 出張 初日の話①
New York 出張 初日の話②
New York 出張 初日の話③
New York 出張 初日の話④
New York 出張 初日の話⑤
New York 出張 2日目の話①
New York 出張 2日目の話②
New York 出張 3日目の話①
New York 出張 3日目の話②
New York 出張 3日目の話③
New York 出張 3日目の話④
New York 出張 3日目の話⑤
New York 出張 3日目の話⑥
New York 出張 3日目の話⑦
New York 出張 最終日の話

New York 出張 初日の話①

Re:Q Technology Consulting U.S. 設立?? -- We've Landed in N.Y.

 

Re:Q Technology Consulting U.S.設立!

 

かもしれません...

顧客との打ち合わせのためNew Yorkに行ってきました。

なぜ、New Yorkかって?
それはその会社がNew Yorkにあるからです。

詳細はお話できませんが、本当にRe:QNew Yorkに打って出る可能性があります!

New Yorkは非常に活気のある街です。
想像以上でした。
世界中から世界中の人種が集まっています。
野望を持った人々が集まっています。
一発当ててやろうと思う者、ブロードウェイのスターになろうと思う者、ひたすらチップを追い求める者。

私も多くの活力をもらいました。

 

そして、「やってやるぜ」と、その気にさせる景観があります。

Empire State Building from Rockefeller Center

 

「やったるわい」という、その気になってしまう景観があります。

Times Square

 

「やったんぞゴルァ!!!」

Rockefeller Center
 

...
ちなみに、打ち合わせをした会社の方がおっしゃっていました。

「こっちでは過去を見ていない、未来を見ている。
過去に実績があるからとか、無いからダメだとか、
失敗したことがあるからダメだとか、そんなのは関係がない。」

「いいものがあればすぐに取り入れる。」

きっと、また来ます。

20:30でも明るい、とあるホテル屋上の、屋根の無いバーにて。

Re:Q Technology Consulting U.S. 設立?? -- We've Landed in N.Y.

小泉純一郎氏現る@Oracle Open World 2012 Tokyo

2012/4/4(水) 六本木で開催されたOracle Open World Tokyo 2012 において、元内閣総理大臣小泉純一郎氏が講演されました。

17:45-18:30の間、45分間話し続け、全ての聴衆は、その話に、引き込まれて、いました。(小泉さん風)

まずは少しの沈黙から始まりました。

「ん?」と誰もが思ったその刹那、

「小泉純一郎です。」
「これくらいのボリューム(声の大きさ)でいいですか?」

と、少しの笑い。

内閣総理大臣を5年間勤め上げた人間の技を垣間見ることができた気がしました。

講演の詳しい内容はこちらでもまとめてくださっているのでご確認いただければと思います。
http://aufdai.blog69.fc2.com/blog-entry-209.html

その中で私が実際に聞いて感じたことを書きたいと思います。

オイルショックが発生する前、原油は1バレル2ドルだった。それが第4次中東戦争により、10ドルまで跳ね上がってしまった。(ちなみに今は100ドル前後ですが!)
日本中が大パニックに陥り、買占めや売り渋りが起こり、それを規制する法律を作らなければならなかった。当時、日本のエネルギーに対する石油の依存度は70%を占めていた。 が、これではまずいと思い新技術を開発し石油依存度を下げ、今となっては40%程度まで下げることができた。だから2011年には1バレル140ドルを超えても大きなパニックは発生しなかった。(多少ありましたが)
日本人は過去の経験を活かし、新技術を生み出せる。困難があっても必ず乗り越える。
しかし、その時の技術というのはもちろん「原子力」だった。
もう原子力は使えない。
ではどうするか?
必ず日本は新技術を生み出す。いや、もう生まれている。それはバイオや再生可能エネルギーだ。
それらは間違いなく世界のトップを走っている。
原子力発電所を造れる会社というのは世界で数社しかありません。
日本に3社(東芝、日立、三菱)、アメリカに2社(そのうち1社は東芝が買収)とフランスに1社のみです。
アメリカもフランスも独自で作ることはできず、日本の会社とそれぞれ提携を組んでいたりします。
日本の技術力は、すごいんです。
日本はダメだみたいな風潮がありますが、私はそんなことは全然思っていません。

先日GDPで中国が日本を追い抜きましたが、相手は日本の10倍の人口です。
つまり、中国の1人当たりGDPがようやく日本人の1/10になったというだけの話です。

伊藤洋一氏の著書
日本力 アジアを引っぱる経済・欧米が憧れる文化!」 にもありますが日本は世界から尊敬を受けています。(知らぬは日本人だけ)
不況の日本に取材に来た外国人が「日本は本当に不況なのか?」と言ったといいます。
外国の本当の不況(リセッション)というのは社会が本当に荒廃しているのだそうです。
暴動や犯罪が慢性的に発生している状態、というのが海外の不況のイメージのようです。
私が生まれてから今まで、そんな状況は1度もありません。

死者・行方不明者の数は、東日本大震災では2万人、関東大震災は10万人、阪神大震災は5千人。第2次世界大戦は300万人。その度に日本は危機を乗り越えさらに発展してきた。戦後、日本は2つの目標を立てた。
・戦争をしない
・長生きをする
我々はその2つの目標を達成してしまった。もう100歳も夢ではない。
自衛隊は海外に派遣されても1人も人を殺すことがない。他国から感謝される。
しかし、目標を立てた当初は想像もしていなかったより大きな問題が沸き起こってくるものだ。
明言は避けていましたが、その中には年金、医療費や債務等の問題があると思います。
想像もしない速度で高齢化社会が進展した社会とそれに合わせた制度が間に合っていない社会。
財務諸表で見ればとっくに破綻している日本国株式会社。
負債総額は尋常じゃありません。
それらをどう解決するのか?
社長(内閣総理大臣)になったら愕然とするはずです。
明治時代にベストセラーとなった本が2つある。
それは、「Self-Help」すなわち、「自助論」(サミュエル・スマイルズ著)と
「学問のススメ」(福沢諭吉著)だ。
とくに、自助論の「天は自ら助くる者を助く」という言葉を強調していました。
今の日本に宛てたメッセージです。

そういえば自助論は昔読みましたが、内容をほぼ忘れてしまったのでまた読んでみたいと思います。

記録というのは破られるためにあるが、絶対に破られないだろうという記録がある。
国会議員を25期連続当選、60年間国会に勤務し続けた尾崎行雄という人がいる。
その人を称えて憲政記念館というものができた。
そこには94歳の尾崎行雄本人が残した文字が残っている。「人生の本舞台は常に将来に在り」と。
94歳で将来のことを考えている!
この人、94歳で亡くなってしまうんですが!
終わりの言葉は忘れましたが、そうして颯爽と去って行きました。

ついに最初から最後までORACLEの「オ」の字も言わずに・・・

 

とまあ技術文章より長くなりましたとさ。

小泉純一郎氏現る@Oracle Open World 2012 Tokyo

Oracleのファイルと起動

今回はファイルの話です。
そして、いきなり図からです。

Datafile

Oracleを構成するファイルは上図のようになっています。

インスタンス君は最初寝ています。

parameter

そして、誰かエライ人がスイッチを入れます。(STARTUP)

parameter

するとインスタンス君は目を覚まします。

① 初期化パラメータの読み込み

天井には初期化パラメータというファイルが貼ってあって、インスタンス君は否応なしにそれを見ます。

初期化パラメータには自分は何者であるかが書かれています。
インスタンス君は寝ると全てを忘れてしまうのです。
(映画「メメント」みたいですね。)

初期化パラメータを全て読み終わると、インスタンス君は自分が何者であるか思い出し、起き上がります。(NOMOUNTモードといいます。)

② 制御ファイルの読み込み

また、初期化パラメータには「制御ファイル」の場所も書かれていて、インスタンス君はその場所を探すように遺伝子レベルで動いてしまいます。

controlfile

制御ファイルを発見したインスタンス君は制御ファイルを全て読み込みます。(MOUNTモードといいます。)

③ データファイル、REDOログファイルの読み込み

制御ファイルには「データファイル」「REDOログファイル」等の場所が書かれていて、インスタンス君はその場所を探すように遺伝子レベルで動いてしまいます。

datafile

めでたく上記のファイルを見つけるとインスタンス君はいつもの活動を開始します。(オープンモード)

instance

Oracleを構成するファイルとインスタンスの関連について説明しました。

ファイルそれぞれの役割はまた別の回で誰かやさしい人が書いてくれます。

それではまた。

Oracleのファイルと起動

Oracle MEMORY_TARGETの話

親分からクレームが入りました。

「俺は常に進化している。SGAだのPGAだの分ける方が下衆なのだ。」

と。

「私にはMEMORY_TARGETさえ与えてくれればいいのだ」、と。

うーん、何やら頭の中に「11g」(一般には"イレブンジー"と読みます)の文字が。。

memory_target

 

MEMORY_TARGETを与えてくれれば、あとは勝手に、こんなふうに

memory_target sga

あるいはこんなふうに

memory_target pga

MEMORY_TARGETの範囲内で勝手にSGAPGAをいじるから放っとけ、と。

もやはお前等にSGAPGAの値をいちいち指図されるつもりはない、と。

ああそうですか。

勝手にSGAPGAを動かしてトラブった例を知ってますけど・・・

SGAをいきなり減らしたら頭の中の記憶(キャッシュ)が一気に飛んで、レスポンス悪化を引き起こしたことがあるでしょうが・・・
いや、いいですけどね、別に。
設定するのは楽だから。

まとめ。

 
Oracle Database Version 11g 以降はSGAPGAの値を個別に設定する必要はない。
MEMORY_TARGETを設定すればOracleが勝手に割り振りを決めてくれる。
※ただし、問題を引き起こすこともあるよ。

Oracle MEMORY_TARGETの話

Oracleのメモリ SGAとPGA

前回の続きです。
今回はインスタンス君の頭の中(メモリ)を覗いてみました。

すると、「SGA」「PGA」と書かれていました。

Instance Memory PGA SGA

これは何だ?と思いつつ、インスタンス君取扱説明書(要はOracleのマニュアル)を見てみると、

システム・グローバル領域(SGA)

SGAは、SGAコンポーネントと呼ばれる共有メモリー構造のグループで、1つのOracle Databaseインスタンスに関するデータと制御情報が保存されています。SGAは、すべてのサーバー・プロセスおよびバックグラウンド・プロセスで共有されます。SGAに格納されるデータの例には、キャッシュ・データ・ブロックや共有SQL領域があります。

プログラム・グローバル領域(PGA)

PGAは、サーバー・プロセスのデータおよび制御情報が含まれるメモリー領域です。これはサーバー・プロセスの開始時にOracle Databaseによって作成される非共有メモリーです。PGAへのアクセスは、サーバー・プロセスごとに排他的です。各サーバー・プロセスごとに1つのPGAが存在します。バックグラウンド・プロセスにも独自のPGAが割り当てられます。Oracle Databaseインスタンスに連結されるすべてのバックグラウンドおよびサーバー・プロセスに割り当てられるPGAメモリーの合計はインスタンスPGAメモリー合計と呼ばれ、個々のPGAの集合はインスタンスPGA合計、または単にインスタンスPGAと呼ばれます。

・・・まったく分からない。。。(いや、分かりますけどね)
さすがインスタンス君取扱説明書(要はOracleのマニュアル)は難解です。

つまり、こういうことです。

SGA: 共有
PGA: 非共有

ん?分かりやすくしたはずが、よく分からない・・・?

SGA: インスタンス君一家がみんなで使うリビング
PGA: 子分1人1人の仕事部屋

みたいな感じでしょうか。

リビング(SGA)にあるものはみんなが共有して使えます。
インスタンス君一家は超デジタル世代なのでデジタル系のものがたくさん置いてあります。
※ただし、長時間の独占はご主人様(ユーザ)からめちゃくちゃ怒られます。(ホントに)

SGA PGA

SGAにはみんなで使う情報、基本的にはテーブルのデータや、インデックス等がほとんどを占め、SQLの実行計画なども含まれます。

PGAにはスタック領域、セッション情報、カーソルの状態、ソート領域などがあり、そういう難しい話は別の回に私より真面目な誰かが書いてくれる段取りになっています。

今回の話を例によって反映すると、このようになります。

次回はファイルについてです。
それでは。

Oracleのメモリ SGAとPGA

Oracle Database

前回はデータベースの概念について簡単に説明しました。
さて、今回はRDBMSとしての「Oracle Database(以下、Oracle)」ついてもう少し掘り下げていきます。

Oracleではどのようにデータを操作・管理しているのか?

 

こんな感じです。

インスタンス君が今持っているのはDBWnデータベース・ライタ)というペン(プロセス)です。
このペンを使ってインスタンス君は頭の中(メモリ)にある情報を本(データベース)に書き込んでいます。

他にもインスタンス君は様々な道具を持っています。

background process

ペン系では他に、LGWR(ログ・ライタ)やARCn(アーカイバ)、CKPT(チェックポイント)などがあります。
また、虫眼鏡系ではPMON(プロセスモニタ)やSMON(システムモニタ)などがあります。

Oracleでは上記のようなプロセスをまとめて「バックグラウンドプロセス」と呼んでいます。

実際のバックグラウンドプロセスは設定や構成にもよりますが、数個~20個前後あり、インスタンス君は全てのプロセスを同時に動かすことができます。

※1つ1つのバックグラウンドプロセスの働きについてはまた別の回に説明します。

プロセスの種類


プロセス
にはバックグラウンドプロセスの他にサーバプロセスという種類のものがあります。

・バックグラウンドプロセス
・サーバプロセス

サーバプロセスは、ご主人様(ユーザ)の命令を実行するために作られます。
インスタンス君は自分のことで忙しいので、外からの依頼に対しては子分(サーバプロセス)にやらせます。

 

前回の図に反映するとこのようになります。

Database Instance

今回はこの辺で。
次回はメモリについて説明します。

Oracle Database

データベースとは?

はじめまして。レック・テクノロジー・コンサルティングのエンジニア 関根と申します。
以降数回に渡り、データベースの基本的な概念について解説していきます。

さて、早速ですが
データベースって何ですか?」ってよく聞かれることがあります。
一般論はどうなっているのかと思い、調べてみました。

Wikipediaより、
「データベース(database, DB)は、特定のテーマに沿ったデータを集めて管理し、容易に検索・抽出などの再利用をできるようにしたもの。 狭義には、コンピュータによって実現されたものを言う。OSが提供するファイルシステム上に直接構築されるものや、データベース管理システムを用いて構築されるものを含む。」

うーん。。

IT用語辞典 e-Wordsより、
「複数のアプリケーションソフトまたはユーザによって共有されるデータの集合のこと。また、その管理システムを含める場合もある。データベースという言葉は1950年代に米軍によって使われ出した。データの集まりを表の形で表現するリレーショナルデータベースが主流だが、近年では、データの集合を、手続きとデータを一体化したオブジェクトの集合として扱うオブジェクトデータベースが大規模システムなどで利用され始めている。データベースの操作や保守、管理をするためのソフトウェアをDBMSと呼び、大規模システムではOracle社のOracleが、小規模システムではMicrosoft社のAccessが、それぞれ市場の過半を占めている。 」

全く分かりませんね。
なので最近はこう答えています。

Q: データベースって何ですか?
A: ファイルです。

え、そんなんでいいの?と思われるかもしれませんが、いいんです。

ちゃんと答えようとすると、上の説明にあるような長ったらしい文章になり、まずイメージできません。

「データベース」って何だろう?と、私もずっとモヤモヤしていた時期がありましたが、この答えにたどりついてからすっきりしました。(数年かかりましたが)

「でもファイルだけじゃ何も動かないですよね?」
はい、その通りです。そこで「インスタンス」も出てきます。

Q: じゃあインスタンスって何ですか?
A: プロセスとメモリです。

え、そんなんでいいの?と思われるかもしれませんが、いいんです。

「インスタンス」って何だろう?と、私もずっとモヤモヤしていた時期がありましたが、この答えにたどりついてからすっきりしました。(10年くらいかかりましたが)

図にするとこんな感じです。

Oracle Database Instance

 話を単純にするため上記のように割り切って考えています。
♯ 割り切らないと数年間悩むことになります(笑)

実際は全体をデータベースと呼ぶ場合もあったり、人によっては全部をインスタンスと言っている人もいます。 (些末な問題です)
あるいは上の長ーい説明のようにDBMSと呼んだりもします。

Q: DBMSって何ですか?
A: プログラム(ソフトウェア)です。

え、そんなんで・・・いいんです。

プログラムというものは命令を与えると、それに対応したことを実行してくれるものです。
DBMSも同じです。
INSERTしろ、と言ったらデータを入れてくれます。
検索結果くれ、と言ったら結果をくれます。

その中の1つが皆さんご存じ、Oracle Databaseです。

次回以降は、この「Oracle Database」について解説していきます。

データベースとは?
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