業務を通して身についたスキルとこれから

2024年入社 クラウドエンジニア R.W

今回も人事によるインタビュー形式でお伝えします!登場いただくのは、クラウドエンジニアとしてクラウド基盤構築を担当している2024年入社のR.Wさんです。以前は、Azureの技術支援と技術サポートを担うプリセールスとして活躍していました。

<第1弾>プリセールスからクラウドエンジニアへと題して、前職の業務内容と転職理由、そしてRe:Qに決めた理由、<第2弾(今回)>R.Wさんが実際にRe:Qに入社してた担当した業務や身についたスキル、最近R.Wさんが調査しているMicrosoft Copilotについて伺いました。ぜひご覧ください。

第1弾プリセールスエンジニアからクラウドエンジニアへをご覧になっていない方は、こちらもご覧ください。

印象に残ったプロジェクト

<人事>現在の業務内容と印象に残ったプロジェクトを教えてください。
<R.W> はい、今はSierさんに常駐させていただいており、Azureの構築や仕様書作成をしています。

さまざまな案件を経験させていただきましたが、印象に残ったプロジェクトは2つあります。
1つ目は顧客管理システムをAzureで新規構築する案件です。これは一からシステムを構築するもので、Sierさんとお話して「こうしたら良いんじゃないか」と私から提案もさせていただき、その提案が実際の設計に組み込まれることもありました。システムに自分の想いが乗るといった経験ができて嬉しかったですね。さらに、Azureの知見を持っている人がチームに少なかったことから、入社1年目の私にもAzureに関して質問されることが多く、役に立っていると感じました。

2つ目の印象に残ったプロジェクトもAzure関連です。Azureを通じて他の製品についても知ることができたり、自分が今まで知らなかった機能をその製品を使うことで学んだりしました。具体的には、Snowflakeを使ったETLの処理です。実際にSnowflakeを構築するわけではありませんが、AzureとSnowflakeを連携させるための設計、構築をしました。他には、クラウド型WAFサービスのScutumとAzureのネットワーク連携なども手掛けました。このプロジェクトで新しい製品を知ることができたのはもちろんですが、クラウドの魅力を引き出す製品と連携することで、より良いシステムをお客様に提案できるエンジニアになりたいと感じました。

Re:Qで身についたスキル

<人事>業務を通して身についたと感じるスキルを教えてください。
<R.W> そうですね。2つあると感じています。
1つ目は、前職のプリセールスで得た知識を実際に手を動かして理解を深めることができました。 先ほどお話したように、構築の経験をせずにプリセールスになったので機能を「言葉」では理解していたのですが実際に触ることで、予期していない所でエラーが出たり、正しい順番で操作しないと上手くいかない事を身をもって体験し、明確に理解できるようになりました。後は、プリセールス時代に「なぜこの機能があるんだろう」と思っていたことが、実際に触ってやっと理解できるようになりました。

後は、まだまだではありますが、ドキュメント作成力です。 Re:Qに入社してから、自分がまだまだ出来ていないのを痛感しました(笑)やはり技術面だけ学べば良いというものではないですね。まだまだ完全にキャッチアップしたわけではありませんが、業務を通して仕様書の書き方や言い回しなどを学びドキュメント作成力が少しついたと感じています。

<人事>それでは、R.Wさんが入社前に希望していたインフラの構築、ドキュメント作成、そしてお客様とコミュニケーションを取るというところは叶えられていますか?
<R.W>そうですね。現状叶えられているかというと半々です。Re:Qの他のメンバの業務を見て今後叶えられるだろうと思っていますね。現段階で実現できている事は、インフラ構築、ドキュメント作成です。3つ目のお客様とのコミュニケーションは、Sierさんとは出来ていますが、私はまだエンドユーザーとは会話できていないので今後、関われるようになりたいと思っています。

やはり、お客様の思いを汲み取るというか、お客様と直接話す事でお客さんが思う構成だったり、要望に対してどういうシステムを作るかというところがより明確に分かると思うので技術力を身につけながら、現在関わっているお客様とどんどんコミュニケーションをとってスキルを身に着けてゆくゆくはエンドユーザーと会話できるようになりたいと思っています。

目指すエンジニア像

<人事>R.Wさんの目指すエンジニアについて教えてください。
<R.W> 喋れるエンジニアになりたいなと思っています。喋れるエンジニアって最強ですからね(笑) 結局お客さん(エンドユーザー)と話せたとしても自分の伝えたいことが伝わっていなかったりとか、お客様の言っていることがうまく汲み取れなければ「喋れるエンジニア」とは言えないと思っているのでお客様と会話し納得してもらって、それを設計だったり、構築に落とせるところまでできるようなエンジニアになりたいなと思います。

そのために、現在のプロジェクトではオンラインでのやりとりがメインなので、メールやチャットでの会話で「お客様の意思を汲み取る、自分の言いたいことを伝える」ことを意識しています。文章こそ正確に情報を伝えられるものなのに、なかなか伝えづらいので苦戦していますが、相手がどう考えているのかを常に考えて対応しています。

Microsoft Copilotについて

<人事>最後に、生成AI「Microsoft Copilot」について調べられていると聞きました。 どんなことをしているか教えてください。
<R.W> これは、現在参画しているプロジェクトでは使っておらず、Re:QのパソコンにCopilotを入れて何ができるかというのを今調査しているところです。 そもそもは、代表との会話で生成AIを使っていることを話したら、Azureのライセンス周りを知っている私にCopilotのことも調査してほしいとお願いされたのがきっかけですね。なので、どのライセンスが必要なのか調査することからスタートしました。

私としてはWordで要件定義書を作るときにそのフォーマットを用意しておいたり、その設計書周りでCopilotを活用できないかなと思い、調査しています。
ですが、いきなり要件定義書のフォーマットを用意してAIに指示を出しても、足りないところがあったり、要件定義のフォーマットだけでいいのに、いろんな製品の情報が勝手に書き込まれたりすることがあります。そういうところがあるので今は情報収集としてCopilotの本を2-3冊ほど購入し、そこに書いてある手順や活用方法をもらったライセンスで試しているという感じですね。

<人事>現在調査中だとは思いますが他の生成AIと違う所を教えてください。
<R.W>私はChat GPTしか使っていないのですが、 最新情報の提供は、ChatGPTの方が正確だったり、欲しい情報を出しやすいようなイメージがあります。 とはいえ、まだ私がCopilotの魅力を引き出せてないなという感じはあって。活用したいのがWordや、PowerPoint、Excelですが、PowerPointに関しては、Re:Qのテンプレートを使って、提案資料だったりとかを作成したいなって思っているのですが、思ったデザインにならないので、私が活用できるようになるのはもう少し先になるかなと思っています。

しかし、活用できれば資料作成に時間を割かなくてよくなると思います。なので、Copilotを活用して資料作成の時間を短縮し、他のことに時間を割くことができればと思っています。

<人事>ありがとうございます。ぜひ、今後も調査していただき、Re:Qの技術ブログで情報を発信してくれると嬉しいです!そして今後のR.Wさんの活躍に期待しています。

プロフィールR.W.

2024年中途入社。前職では、IT専門商社のAzureプリセールスとして、技術やAzure拡販の支援を行う。 プリセールス業務を行ううちに、知見を積み、より説得力のある人材になりたいと思うようになる。現在はRe:Qに入社し、クラウドエンジニアとして、設計/構築業務を担当している。麻辣湯にはまりすぎて、自宅でも作るほどに。毎日の夜ご飯、休日の一人外食でも麻辣湯のお店を探すようになった。