<シリーズ第2弾>特に記憶に残るプロジェクト
2018年入社 サーバエンジニア H.I.
今回は人事によるインタビュー形式でお伝えします!
今回登場頂くのは、現在は主に仮想化基盤、VDI、HCI案件に携わっている2018年入社のH.Iさんです。以前は、ディストリビューターでサーバエンジニアとして活躍されていました。
話がだいぶ盛り上がったので(笑)、「転職を考えるようになった理由」「Re:Qで経験した特に記憶に残るプロジェクト」「Re:Qで磨かれたコンサルティング力、そして意識するようになったこと」の3回に分けてお届けしていきます。今回は第2弾「Re:Qで経験した特に記憶に残るプロジェクト」です。第一弾をご覧になっていない方は、こちらから是非ご覧ください。
Re:Qで経験した特に記憶に残るプロジェクト
<人事> 前回は転職を考える理由について伺いましたが、ここからはRe:Qに入社後の話を聞かせてください。特に記憶に残っている案件はありますか?
<H.I> 1番最初の案件は一般的なサーバーの構築案件でした。その次がですね、結構記憶に残っている案件で、通信関連企業がエンドユーザのVDI案件をやらせていただきました。そこで、私は初めてVDIに触れました。HCIと組み合わせてVDIをやりましょうっていう世の中的な動きがあった ので、そのタイミングで触らせてもらうことができて嬉しかったです。基本設計からやらせていただいたんですけれども、それが非常に記憶に残ってますね。
<人事> Re:Qにジョインしてすぐ、業界で注目されているVDI案件にチャレンジすることができたんですね。前職では経験がなかったですか?
<H.I> やってないですね。もっとレガシーなところでサーバー1台を構築とか、そういう案件しかなかったので、正直言って楽しくはなかったですね。
<人事> Re:Qに来なければ経験できなかった領域ということですね。
<H.I> まさにその通りですね。
<人事> VDI以外はどうですか?
<H.I> やっぱりHCIですかね。SimpliVityは今もやらせてもらっていますし、継続してお仕事を頂いています。後は、VDIも継続してHorizonの案件などを頂いていますね。 VMwareはもちろんのこと、OracleVMとかOracleKVMとか、そういったところの技術領域の幅が広がったという風に感じています。
<人事> OracleKVMも結構やってるのですね。
<H.I> はい。毎年お仕事をいただける、非常にありがたいお客様がいらっしゃいますね。
お客様に一番フィットするものを提案
<人事> OracleKVMのお客様の業種は、自治体(パブリック・セクター)ですか?
<H.I> はい、そうですね。パブリック・セクターです。
今後も多くのお客様が採用されるのではないかと思っています。理由としては、やっぱりOracleのライセンスの問題がありますし、VMwareは立ち位置的に厳しい状況になってきてますので選択しない可能性があります。そうなるとライセンス費を押さえられる部分でOracleKVMっていう選択肢を取られるお客様が増えるのではないかと思っています。
<人事> VMwareやOracleのライセンスはこの業界で注目されていますね。VMwareの立ち位置が厳しいというのは、Broadcomに買収された事を指してますよね。現在の状況で岩澤さんだったらどういう提案をお客さんにしますか?
<H.I> 難しいところですね。 エンジニアの意見としましては、3つのパターンがあるかなと思います。1つ目は、VMwareを継続して使う、です。どうしてかと言うと、VMwareがこの業界を席巻してきた理由としては、様々なサードパーティ製のミドルウェアとかソリューションと組み合わせられるっていうところが1番大きいのかなと思っていまして。そこから脱却できないお客様っていうのは一定数いらっしゃると思っています。2つ目は、もうきっぱりとやめてNutanixに切り替える、3つ目は、OracleKVMへの切り替えです。
<人事> そういった提案パターンがあるのですね。こういったコンサルティングのような事は、前職ではできたのですか?
<H.I> できなかったですね。そもそも設計もあまり多くやらせてもらえなかったので。要件定義からの案件っていうのもほとんどなくて、お客様がすでに決めたものを入れる感じでした。
<人事> Re:Qの場合は「どうしたらいいんだろう」というところから相談に乗り、お客様に一番フィットしたものを提案して納めるという形ですもんね。その部分が前職と違うのですね。
<H.I> はい、まさにその通りです。
<人事> それはエンジニアとしてどういう風に感じるのですか?
<H.I> 一言で言えば、お客様に喜んで頂けるのがやっぱり1番嬉しいですよね。前の会社だったら売りたい製品をごり押しして導入するみたいなことがあって、本当にこれでお客様は嬉しいのか?って、疑問に思うところがありましたから...お客様に本当に合う製品ってそれじゃないんじゃない...っていうのは常々思っていました。
<人事> エンジニアとしては、知見があればあるほど、お客様にあった最適なシステムを提案したいと思うでしょうし、喜んで頂きたいですよね。どうやってコンサルティング力を磨かれたか、日頃どんなことを意識しているかも気になります。次回、その辺を少し深堀りさせてください。
プロフィールH.I.
2018年入社、前職ではディストリビューター及びリセラーとして様々なITインフラの製品を取り扱う。業務の中でお客様のことを第一に考えることが増えてきた中で製品に縛られない、お客様が求めている製品・システムを導入したいという思いに駆られ、ニュートラルな立場で、高い技術力のあるRe:Qに入社。現在では業界でホットなVDI、HCI製品の設計から構築まで一貫した業務を担当。プライベートでは日々のストレス発散もかねて、サバイバルゲームでフィールドを駆け巡っている。