CI/CD、IaCで経験の幅を広げる

2018年入社 クラウドエンジニア S.C.

2018年に入社し、現在は主にクラウド基盤案件に携わっています。以前は、サーバエンジニアとして、オンプレミス環境での運用監視やデータセンターでのホスティング業務を行っていました。複数の会社に在籍した自分が感じた「他社との違い(Re:Qの独自性)」そして「キャリアアップ」についてお話しします。

これまでの会社との違い

まず、Re:Qは、運用監視といった下流フェーズには携わらないという基本方針があります。

Re:Qが設計構築行った大規模システムで、お客様が継続支援を希望されれば、性能改善などのアセスメントを中心とした運用支援をすることはありますが、24/365で張り付く業務はありません。そのため、中堅以上はもちろん、新卒であっても先輩と一緒に上流工程に携わることができます。転職当初、正直驚きました。これは、教育をはじめ現場でのサポート体制が整っていないとなかなか実現できないことだからです。私はこれまで複数の会社に在籍してきましたが、こうした体制をここまで築き上げている会社は初めてでした。

私がこれまで在籍してきた会社では、経験が浅いうちは上流工程のプロジェクトへの参画が難しく、年中無休の運用監視業務につくことが殆どでした。上流に携われるということでRe:Qへの転職を決めたものの、そういった常識が私のなかであったため、入社後にRe:Qの方針や体制を目のあたりにして驚いたのを覚えています。新卒の就活のときに知っていたら、間違いなくRe:Qのような会社に入社したかったなと思うほどです。

Re:Qでできた経験と会社の取り組み

では、具体的に私がどのような経験ができたのか、会社の取り組みについてお伝えします。

まず、私の希望や悩みをしっかり聞いたうえで、希望するプロジェクトにアサインしてもらえました。具体的には、最初はVMwareのプライベートクラウド、次にAzure、そして現在はAWS案件です。クラウドの上流フェーズ案件に従事できているため、思い描いていたキャリアアップを図れていると感じています。中でも大きな経験になったプロジェクトを紹介します。某WEBサービスを展開するエンドユーザ様に(大手SIerなどを介さず)Re:Qが直で携わった案件となります。プラットフォームはAWSで、WEBサーバはEKS、AWSサービスは全てCloudFormationとTerraformで作成し、コード自体はGitHub上で運用していました。実際の運用方法としては、GitHub上のTerraformを修正し、マージを行うとGitHubAction等のCI/CDが動作してEKSまで自動デプロイされる構成となっていました。これまでインフラエンジニアとして経験を積んできた自分は、シェルなどのスクリプトくらいで、本格的なコーディング経験はほとんどなかったため、大きな経験となりました。このように、社員が希望するキャリアアップができるよう、一般的なインフラ設計構築・移行の他にもいろいろな案件があります。

また、先ほどのプロジェクトはケーススタディとして選ばれ、四半期に一度開催される全社会議で、これらの技術をプレゼンする機会も得ました。自分が携わらなかった案件や異なる技術分野の案件についても、他社員からの事例紹介という形で全社会議で知ることができますし、ナレッジ共有はさまざまな方法・レベルで行われています。

プロフィールS.C

2018年入社。それまでは、主にサーバエンジニアとして運用監視といった下流フェーズからデータセンター内でのホスティング、ハウジング業務に従事。要件定義などの上流フェーズやクラウドへの挑戦という希望が叶わず、キャリアに悩む日々が続いていたが、Re:Qに入社して希望のキャリアアップを実現。Azure、AWS、Kubernetesなど新しい技術を扱う案件に携わる度に資格も取得。特にKubernetesの資格保持者は少なく、社外へのアピールにも大きな役割を果たしている。プライベートでは、妻と子供2人に振り回されながら好きなゲーム、映画の鑑賞の時間を確保するために日々格闘中。