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月別アーカイブ: 2023年4月

2023年入社式&歓迎会

こんにちは!
人事教育部の井口です。

2023年4月3日(月)に新入社員の入社式と歓迎会を行いました!
天候にも恵まれ、門出日和で良いスタートが切れたのではないかと思っています✨
今回は、入社式と歓迎会の様子をレポートさせていただきます。

入社式

新入社員9名と共に以下のプログラムで行いました。

・代表挨拶
・組織紹介
・役員挨拶
・新入社員の皆さんから一言

まずは、代表から新入社員の皆さんにご挨拶。
ピリッと緊張したムードで始まりましたが、皆さん真剣に代表の話を聞いていました。(私も新卒時代、緊張でガチガチだったのを思い出しました(笑))

「新人のうちは知識を身につけることや自主的に学ぶことが大切である。そして顧客から信頼される存在になっていくためには、技術的な知識だけでなく、未来を見据える想像力や、顧客の立場に立って物事を考えることができる客観性を身に付ける努力も必要。そのために読書をすることも大切」と薦められていました。

代表が、多くの本の中から新入社員にむけていつも紹介するのが「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」です。
ご存じの方もいると思いますが、出版から30年経ったいまも読まれているビジネス書の名著で、事業家の父が手紙を通して、自分の経験や大切な考え方を息子に伝えるといった内容です。

「他人の過ちから学べ。自分で全ての過ちを経験する時間はない。」

他人の経験から学ぶことができるのなら、様々な事態の扱い方について学ぶことができる、といった30通の手紙の1エピソードを紹介しながら、読書の価値を伝えていました。
新入社員の皆さんも代表の話を聞き、エンジニアとして、社会人として決意を新たにしたと思います。

組織紹介の後は、役員から入社歓迎のメッセージ。
2名の役員に登壇いただきましたが、お2人とも「コミュニケーション」という部分に着目してお話をしていました。

「コミュニケーションを積極的に取る」という行動は、未経験であっても出来る事ですよね。
ぜひ、新入社員の皆さんも積極的にコミュニケーションを取ってくれると嬉しいです♪(後輩や部下から積極的に話しかけてもらえる事は嬉しい事ですよね)

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(入社式の様子)

最後に、新入社員の皆さんから今後の意気込みをいただきました。

「社会人としての不安があるけれども、自分のやれることを着実にやっていきたい」
「理系出身だが、エンジニアとしては未経験だからゼロから知識をつけていきたい」

など、皆さんのアツい気持ちを伝える場となり、代表をはじめ役員も和やかな表情で聞いていました。

「人生で一度きりの入社式」ですので、新入社員の皆さんも緊張されていたと思います。
そんな環境であっても、臆することなく、自分の想いを伝える姿に感動しました!そして、貴重な機会に立ち会わせてくれて、本当に嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

Welcome lunch

入社式の後は、全員で銀座並木通りにある、ホテル HYATT CENTRIC銀座のレストラン「NAMIKI667」でランチをしました!

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バーやラウンジが併設された、とても素敵なレストランで思わず感動!(ラウンジでランチを取りながら、ミーティングをされる方もいて、おしゃれ空間でした(笑))

そして、ゆったりと沢山話せるように、大きな個室をご案内いただきました。

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役員の挨拶で、乾杯させていただきました!

新入社員の皆さんの趣味だったり、最近の出来事を話しながら、終始和やかなムードでした。このように近い距離で代表や役員と普段の話ができるのはRe:Qの特徴だと思います!

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食事の最後に、記念撮影をしました!

歓迎会

夜の歓迎会は、部長陣や現場のメンバも参加して、イタリアンで開催しました!

新入社員の皆さんが部長陣や現場メンバ、代表と和気あいあいと話し、親睦を深める時間となりました。すでに座談会や内定式で会っている社員ではありますが、食事をしながらコミュニケーションを取るとリラックスできて、色々とお話ができたのではないでしょうか。

新入社員のYさんは山に籠って断食をしたエピソードを話してくれたりもしましたよ~!(部長のHさんは、ダイエット目的で挑戦しようか悩んでいました(笑))

まとめ


今回は、Re:Qの入社式と歓迎会の様子を紹介させていただきました。少しでも、Re:Qの雰囲気が読んでくださった皆様に伝わっていたら嬉しいです✨

また、新入社員の皆さんは、新しい環境で沢山の人とコミュニケーションを取り、刺激のある1日だったと思います。この日をたまに思い出して、フレッシュな気持ちを忘れずにいてほしいです♪

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

2023年入社式&歓迎会

シリコンバレー1日目 Apple Park Visitor Center

こんにちは。クラウド技術統括部のM.Y.です。

Google社訪問のためのシリコンバレー出張ですが、自由時間を利用して、Apple Park Visitor Center に行ってきましたのでレポートします。

サンノゼ到着

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当社は経費には敏感で、海外出張もコストを重視し安くなるのであれば、その分参加人数を増やせるため、そちらを選択します。
今回のシリコンバレーは最近話題のJALのLCC「ZIP AIR」を利用しました。22年12月就航以来サンノゼー東京便には、サンフランシスコに在住する米国人も高速で1時間近くかかるサンノゼまで車を走らせる程人気とのこと。しかも、LCCでは珍しくボーイング「787」。
更にシリコンバレーのGoogle本社へ訪問することを考えれば、宿泊先のサンタクララに近いサンノゼ空港が断然便利。
そんなわけで、成田を3/11 16:00頃に出発して、3/11 の8時頃ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港に降り立ちました。
時差が17時間ですので、日本時間に直すと3/12の1時頃になります。
飛行機の中で寝ようにも、普段寝る時間ではないのでほとんど眠れず、カリフォルニアの朝日がまぶしい。。。

ちなみに当社代表はスケジュールの都合で1日遅れでサンノゼ入りです。

Apple Park Visitor Center

せっかくサンノゼに来たということで、Apple Park Visitor Center に行ってきました。
Appleの本社に隣接した、誰でも入れる施設です。

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上司が撮った渾身の1枚がこちら。

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建物

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全面ガラス張りの建物です。
青い空と、木々の緑が美しいです。

ショップ

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最新のiPhoneやiMac、Tシャツなどのグッズを購入することができるショップです。
タイミングが合わなくて見ることはできませんでしたが、iPhoneを使った写真の撮り方の無料セミナーをやっていることもあるようです。

ジオラマ

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この施設の一番の目玉であろう、ジオラマです。
白っぽい無機質な塊で、なんだろうと思っていたところ、スタッフの方にiPadを渡されました。
そのiPadをジオラマにかざすと、リアルな映像が映し出されました。

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AR(拡張現実)という技術を使っているそうです。
建物部分をスワイプして、建物内の様子も見ることができました。
さらに時間帯を変更したり、風の流れや太陽光パネルの様子も見られたり、とApple Parkをバーチャルで一望できる展示になっていました。

テラス

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建物の2階がテラスになっています。
アップル本社の建物を一望できるのかと思っていましたが、本社の建物がちょっと見えるくらいでした。
テラスと言っても2階なので、考えてみたら当たり前ですね。

カフェ

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開放的なカフェスペースがありますので、見て回ったあとはコーヒーを飲んで一休みできます。

おわりに

もうちょっとアップル本社の建物「宇宙船」の傍によれるのかなと思っていたのですが、セキュリティっぽい建物があったので近寄ることができませんでした。
辺りにアップルマークのついた看板がいくつもあって、この周辺一帯アップルの施設が占めているんだなと感じられました。

シリコンバレー1日目 Apple Park Visitor Center

【講演情報】Interop Tokyo 2023にて講演します(6/16(金) 14:30~15:10 展示会場内Room F)

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6月14日(水)~16日(金)に開催される『Interop Tokyo 2023』にて講演を行います。

■Interop Tokyoとは

最新のICTとそのソリューションを体感する、インターネットテクノロジーのイベントです。
1994年の日本初開催以来、毎年国内外から数百の企業・団体が参加し、技術動向とビジネス活用のトレンドを、会場でのデモンストレーションやセミナーを通じてお伝えしてきました。国内のインターネットや技術革新の歴史と共に歩んできたこのInterop Tokyoをご覧いただくことで、インターネット分野のトレンドをいち早く体感いただくことができます。

<開催日時>

6月14日(水)~6月16日(金) 10時~18時(16日のみ、17時まで)

<場所>

幕張メッセ(国際展示場/国際会議場)

<参加料金>

展示・講演:Web事前登録により無料(当日申込:5,000円(税込))

<登録方法・アクセスなど>

https://www.interop.jp/ よりご確認ください。

<講演について>

2023年6月16日(金) 14:30~15:10

展示会場内Room F

【安定した運用を実現する低コストのクラウドセキュリティ対策】

クラウドサービスを利用している企業が6割を超え、クラウドは特別なものではなくなっています。
クラウドの恩恵を受ける一方で、運用やセキュリティについてはオンプレミスのシステムを運用していたときと同様のままで、クラウドサービスを安全に利用できているのか、といった不安を抱えるシステム担当者が多くいます。
本講演では、パブリッククラウド(AWS/Azure/GCP)を利用する上で、設定ミスを発見し、安全な利用を実現するクラウドセキュリティ対策について解説します。

【講演情報】Interop Tokyo 2023にて講演します(6/16(金) 14:30~15:10 展示会場内Room F)

AWS Security Hub使ってみた ~Part1:Security Hubを使い始めてみる編~

はじめに

はじめまして。レックT.Jです。 クラウドファーストからクラウドネイティブに移り変わることによって、だんだんとAWSやAzure、GCPなどのパブリッククラウドのセキュリティ対策の必要性が増しているのは皆さんご存じだと思います。
パブリッククラウドのセキュリティ対策でよく聞く名前として、CSPMやCWPPなどの製品導入を検討されたかたも多いと思いますがライセンス費用や導入のSI費用がかなり高額に感じる方がほとんどじゃないかと思います。

有名どころのCSPM/CWPPは高すぎる、けどパブリッククラウドのセキュリティ対策はちゃんとやっておきたい。。。 という要望はあると思います。
※CSPM/CWPPについても近々ブログを公開予定です。
当社でもなるべくコストはかけずにセキュリティを高めたいと考えており、パブリッククラウドの標準サービスだけでどこまでできるかを検証しています。
この記事ではその第1弾としてAWSのSecurity Hubについて簡単にまとめてみました。

AWS Security Hubとは?

そもそも、AWSのSecurity Hubとは何か?というところから説明していきます。
以下、AWSの「よくある質問」にわかりやすくまとまってます。

AWS Security Hub は、AWS 内のセキュリティの状態と、セキュリティ標準およびベストプラクティスに準拠しているかどうかを、包括的に把握できるようにします。AWS Security Hub は、AWS のアカウント、サービス、サポート対象のサードパーティーパートナーの全体にわたってセキュリティの検出結果を一元化および優先順位を設定することで、セキュリティの傾向を分析し、最も重要なセキュリティの問題を特定します。
引用元:https://aws.amazon.com/jp/security-hub/faqs/

ざっくりまとめると、
・AWS内のセキュリティ標準やベストプラクティスに準拠した状態かを評価
・AWSで利用してるセキュリティサービスの一元化
をしてくれるのが、AWS Security Hubとなります。

AWS Security Hubの始め方

Step1:
検索バーから「Security Hub」と検索し以下ページに移動して「Security Hubに移動」をクリックします。
※すでにコンソールにはログインし、東京リージョンを選択しているという前提で進めます。

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Step2:
セキュリティ基準で準拠したいものを必要に応じて選択し「Security Hubの有効化」をクリックします。
特に準拠したいものが決まっていなければとりあえずは「AWS 基礎セキュリティのベストプラクティス」を選択しておけば良いと思います。

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Step3:
Security Hubのページに移動したら有効化完了です。やったね。有効化直後はまだ何も表示されません。
セキュリティチェックの結果が出てくるまでに最長2時間かかるらしいので、気長に待ちましょう。

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AWS Security Hubの見方

Security Hub > 概要

まさに概要。って感じですが、インサイトや検出結果の概要がここにまとまっています。
セキュリティ基準のスコアは有効化してるセキュリティ基準全体のスコアが表示されます。
最終的にはここのスコアをあげていくことが目標になると思います。
ちなみに、ここから無効になっているセキュリティ基準を有効化することも可能です。

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実はSecurity Hubはリージョン毎に有効化する必要があるのですが、ここでリージョン別の検出結果が表示されます。

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インサイトの検出結果もここに少し表示されます。ここに表示されるものはカスタムできなさそうです。

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Security Hub > セキュリティ基準

Security Hubで利用可能なセキュリティ基準ごとのスコアが確認できます。
各セキュリティ基準の説明も記載されていたり、ここから無効化/有効化も可能です。

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Security Hub > 検出結果

セキュリティ基準に違反している項目の検出結果をここに表示されます。
ここで検知された項目を対応していくことでセキュリティ基準のスコアを向上させていくことになります。

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まとめ

今回は「Part1:Security Hubを使い始めてみる編」ということで、初めてAWS Security Hubを有効化しセキュリティ基準に違反している項目の検出までやってみましたが、案外簡単にできました。 ただ、違反してる項目の対処やそれを定期的に実施するのが大変なんだと考えております。
次回は検出した違反項目のうち、いくつかの対応例を書いていこうと思います!

AWS Security Hub使ってみた ~Part1:Security Hubを使い始めてみる編~

シリコンバレーGoogle本社訪問記その2

こんにちは。クラウド技術統括部のM.Y.です。

前回のシリコンバレーGoogle本社訪問記はご覧いただけましたでしょうか。
まだの方はぜひ、リンク先からご覧くださいね。

5日間のシリコンバレー訪問も4日目。5日目は午前中の便で帰国するため、実質最終日です。
この日も前日同様Google社のオフィスでミーティングでした。

前日とは異なりオフィスツアーをしたわけではありませんが、昨日とは異なるオフィスでまだまだ興味深いものがたくさんありました。
そこで、Google本社訪問記その2として共有させていただきます。

モーニング@MP6

Googleの方にお声がけいただき、前日にランチでも利用したMP6のカフェテリアで朝食をいただきました。
朝8:00頃からオープンしていて、ランチほどではありませんがメニューも豊富です。
ホテルや軽い飲食店で食事をするとポテト以外の野菜がなかったり、あっても美味しくなかったりしてあまり野菜を食べられずにいました。
Google社のカフェテリアではサラダやフルーツもしっかり用意されているので、安心です。

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MP3でミーティング

この日のミーティングは「MP3」という建物の会議室を利用させていただきました。

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MP6同様8階建ての建物です。
会議室は3階でしたが、5階にはコーヒースタンドがあり、カプチーノやカフェモカなどのドリンクが飲み放題でした。

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窓から、MP6の建物が見えます。
敷地内にプールやバスケットコートもあるんだとか。

サーバーラック in コンテナ

ランチをとるカフェテリアに移動しようとしたところ、コンテナのようなものがありました。
近寄ってみてみると、サーバーラックが展示されています。

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ガラスには以下のように書かれています。

The Google Data Cneter is housed in a refurbished 40 foot shipping container. It provides the necessary power, cooling and human occupancy systems for the most efficient operation of computing and networking equipment. After being manufactured in the Bay Area the container was slowly driven to Atlanta for population before its final deployment in Lithia Springs, Georgia. When you use Google products the servers in out Data Centers do the work for you, around the clock and arount the world.

私は恥ずかしながら知らなかったのですが、Googleは輸送コンテナから構築されたModuler Data Centerの特許を取っており、一部のサーバを収容するために使用しているものだそうです。
大分古い動画ですが、Google container data center tourという動画も公開されています。

サーバーラックをコンテナに収容して移送しよう、なんてすごいアイディアですね。

ランチ@MP1

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「お米が食べられるところ」ということで案内いただいたカフェテリアです。
他のカフェテリア同様、ここもビュッフェスタイルでランチをいただくことができます。

sushi

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このカフェテリアでの目玉はなんとsushiが食べられることです。
写真だとわかりにくいですが、回転ずしのカウンターのようになっていて、レーン上をお皿や薬味が回っています。

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メニュー上はおにぎりと巻きずしがあったようです。
おにぎりは売り切れていたようで見ることができませんでしたが、幸運にも巻きずしの方をゲットしました。

人気メニューなのか、代表の紙屋と上司の中川は入手できなかったようです。
当社は上司に遠慮するということをしないので、私は自分だけ食べるという暴挙に出ました。
(大変自由な社風のおかげでお咎めなしでした。)

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具はサーモン。メニュー上はReverse Roleと書かれていたとおり、海苔は内側に巻かれています。
かかっているソースが思いのほか辛かったです。

午後

ランチ後も午前中同様MP3でのミーティングを行い、予定された全プログラムを終えました。
この日の夕食は、AVAYA社のご厚意で日本食が食べられる居酒屋でいただきました。
メニューも日本語です。

日本で食べるのと遜色ないごはんとお酒に舌鼓を打ちながら、今回のツアーを振り返りました。

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おわりに

2回にわたってGoogleオフィス内の様子をレポートさせていただきましたが、いかがだったでしょうか。

2日間、Google社やAVAYA社のセッションを聞かせていただき、コンタクトセンタービジネスにおけるクラウドの可能性を強く感じることができました。
当社はこれまでコンタクトセンターに関する実績はありませんが、今後インフラの観点から関わっていきたいと考えています。

シリコンバレーGoogle本社訪問記その2

【新卒ブログ】文系女子、インフラエンジニアになる。8

第8回 文系女子、初めてのプロジェクトに参加する。~その後~

こんにちは。2022年新卒入社のM.Cです。

以前、第3回にて投稿した「新人研修後初のプロジェクト参加」から約半年が経ちました。今回は、「その後」の私について書いていきます!
まだ以前のブログを知らない方は、私が書いた第3回 文系女子、初めてのプロジェクトに参加する。」を是非ご覧ください。

参加プロジェクトの振り返り

はじめに、前回の内容を簡単に紹介します。

3ヶ月の新人研修を終えてクラウド技術1部(旧:クラウド基盤技術部)に配属された私は、Re:Qの先輩社員が担当しているプロジェクトに参加しました。このプロジェクトでは、お客様先で稼働しているインフラ環境への運用要件の実現や課題の解決のために、サービスの要件定義から実装、運用標準化までを実施しています。

運用標準化とは、運用ルールや作業の流れ、作業の手順マニュアルの作成などを行い、誰でも同じように作業が出来るようにすることです。

研修での経験が活きた場面もありましたが、実務ではまだまだ分からないことも多く、悪戦苦闘する日々でした。

現在の状況について

プロジェクトは継続中で私の担当業務は以前とそこまで変わっていませんが、現在は先輩とAWSのサービスの実装作業をしたり、お客様環境を運用しているチームへの情報共有などを行ったりしています。また、先輩にフォローしていただきながらではありますが、運用引継ぎの説明を担当するようにもなりました。

プロジェクトに入って成長したこと

●理解力

配属されたばかりの頃は、途中から参加したプロジェクトだったこともあり、全くついていけない状況でした。誰がどのような業務を担当しているのか、どのようなルールがあるのか、といった点を理解しきれず、会議でもITの専門用語やプロジェクトのみで使われる用語など、分からない言葉や内容ばかりで混乱するばかりでした。
しかし、様々な業務に関わったり、先輩方に教えてもらったりするうちに、プロジェクトに対しての理解や、依頼された業務に対する対応力が身に着いてきたと感じています。
加えて、AWSの資格取得に向けて、基本的な知識を身に着けた結果、会議でも、以前より会話の内容についてイメージができるようになりました。

●文章力

業務では、お客様や他の会社の方とのメールのやり取りや作業連絡、ドキュメント作成など、文章を書く機会が多くあります。
プロジェクトに参加したばかりの頃は、書きたい内容の適切な表現が思い浮かばなかったり、間違った言葉遣いになっていないか気になったりと、メールや作業連絡の文章を考えるだけでも時間がかかる状態でした。
そのため、何をどのように書けばよいか先輩に質問をしたり、書いた文章をレビューしてもらったりしました。
その際、先輩から「ビジネス的な表現」や、読み手へ送る内容として「情報の量や程度」が適切かどうかなどのアドバイスを頂き、それを意識して文章を作成するように意識しました。
最近では、ビジネス的な文章を書くことにも慣れ、相手のニーズに合わせた文章を考える力がついたと感じます。

●技術力

プロジェクトに携わる中で、AWSを中心に様々な機能やサービスに触れ、徐々に技術力も身についてきました。
以下が、その中で私が設計と構築を担当したAWSの機能・サービスです。

EC2への特定ソフトウェア導入状況の自動監査
仮想マシン(EC2)に特定のソフトウェアがインストールされているかどうかを自動でチェックする仕組みです。

Cloudwatch LogsからS3へのストリーム配信実装
Amazon Kinesisというストリーミングデータをリアルタイムで処理するサービスを使用して、Cloudwatch Logsに溜まったログをストレージ(S3)に転送する仕組みです。

プロジェクトに参加したばかりの頃は、研修で学んでいたITの基礎知識やクラウド(AWS)の概要、基礎的なサービスについてしか知らない状態だったため、初めて聞く用語やサービスばかりで戸惑いました。
しかし、公式ドキュメントを読んだり、先輩に質問したりしながら設計や構築のフェーズを経験し、今では「設計⇒構築⇒テスト」を一通りできるようになりました。

2年目に向けて

2年目の目標の一つは、「エンジニアとして自立すること」です。
この1年は、ITの基礎的な部分から実際の業務に関することまで、とにかく初めてのことばかりであっという間でした。
今はまだ分からないことや自分だけでは出来ないことが多く、先輩の指導・助言が必須な状態です。今後も知識を習得するための勉強を継続し、また過度に失敗を恐れず様々な経験を積み、目標に向けて成長していきたいと思います!

次回▶▶ 「最終回 文系女子たち、インフラエンジニアになれたのか?」
前回▶▶ 「第7回 文系女子、1日を振り返る。」


執筆者プロフィール

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