初めに
2024年4月の新卒入社 理系出身の2名との対談を実施しました!
IT未経験でついていけるか不安など、そういったお声をよく聞きます。大学時代からエンジニア1年目までの仕事を振り返りながら、どのように2人が成長してきたかをお伝えいたします。複数回に渡りますが、IT業界・エンジニア、さらには当社Re:Qを検討してくださる方の参考に、少しでもなれば幸いです。
学生時代
学生時代は何を学ばれていましたか?
【A.K】:農学部生命科学に在籍していました。そこでは、主にタンパク質の解析の研究をしていました。
【R.M】:理工学部電気電子システムコースに在籍しており、光ファイバーを使った伝送システムでノイズをどう抑制できるのか研究していました。
お二人ともITを専門に学んではいないと思いますが、触れる機会とかはありましたか?
【A.K】:生命科学はデータを扱う学問だったのでツールとしてptyhonやRのプログラミング言語を触ってたくらいですね。
【R.M】:一つの分野を学ぶよりも幅広い分野を学ぶ学部だったので、講義の中でCやC+をよく使っていて、MATLAB(数値計算プラットフォーム)を使ってコード書いたりしていました。
何故、IT業界を目指しましたか?
【A.K】:研究でデータを扱うことが多く、データを使う職業が気になっていました。最初はデータサイエンティストになろうかなと考えていたんですけど、AIの絡みもあって、データを解析するよりも膨大なデータを管理するデータベースや、AIやデータ分析に必要なデータ基盤の構築のほうが今後需要が出てくると思い、データベースに関われる職種を探していました。
【R.M】:性格的にPCを使う職種が合っているなと考えていました。電気電子系の研究室だったんですけど、電気系の職場で働くイメージができなかったんですよね。なので、自分がやりたいことや他の分野を考えた時、プログラミングにも触れていた経験からIT業界にしようと思いました。
入社からと新人研修
Re:Qに入社した理由は?
【A.K】:データベースの職種は決めていたんですが、就活と研究を並行しなければならなくて、あまり就活の時間がなかったです(笑) 。特に教育制度(研修)と資格支援制度がある会社を軸に探していたところ、Re:Qからスカウトメールをもらいました。データベースに携われるのと教育制度が整っていたのでRe:Qに決めました。
【R.M】:IT業界且つ働くイメージが持てる会社という軸で考えていました。Re:Qの1次面接後に部長と若手社員との面談をしてもらいました。面談の様子がとても親しげで冗談とかも話されている姿を見たことで、コミュニケーションが取りやすい&話を聞いてくれる雰囲気の良さと感じRe:Qに決めました。
入社後の新人研修はどうでしたか?
【A.K】:ITインフラの領域を全て説明してくださっていたので、最初は全部覚えなきゃいけないんだと思って必死でした(笑) 途中で先輩から、全てを覚える必要はなく、全体像を掴んでと助言をもらったのを機に、線引きをしながら自分なりに取り組みました。実習では、実際に手を動かすことができ、クラウドやLinuxサーバ構築、データベースなど触れることで全体像を知ることができたと思います。
【R.M】:元々、PCを触っていたのでハードウェア系の話は分かりやすかったんですけど、逆に全く知らないデータベース関連は難しかったです(笑) それこそ、ITインフラ領域の全体像を掴むことができて良かったです。また、研修の講師が先輩社員だったので、コミュニケーションの取り方や質問の仕方、調べる力が身に着きました。それは実際の業務にも活かされています。
【A.K】:あと、同期同士で質問したりしていましたね。特に情報系出身の同期に聞いて、皆に共有しながら一緒に取り組んでいました。すごく頼もしかったですね!今もプロジェクトで自分の分野以外で分からないことは同期に聞いたりしてます。
新人研修で学んだことが活かされた瞬間は?
【A.K】:6月の総合実習で構築手順書などを作成していたんですけど、最初のプロジェクトは、研修と同じ構成のデータベース構築プロジェクトでした。学んだこともそうですし、新人研修の資料も大いに活かせましたね。
【R.M】:今携わっているプロジェクトで、実際に設計書や環境定義書を作成したり、構築、試験をしています。研修の座学で習った環境定義書や単体試験書の作成方法が主に活かせているかなと感じます。なので、研修のことを思い出しながら取り組んでいます。
【人事】:お二人ともありがとうございます!次回は、研修後の実際に携わったプロジェクトについてもう少し詳しく伺いたいと思います。
参考:Re:Qの新人研修とは
入社後、まずは3ヶ月間の研修を通じて、エンジニアとしての基礎を身に付けられます。ITを専門的に勉強してこなかった方でも大丈夫です!「コンピュータの仕組み」から説明します。
3ヶ月間の新人研修は、インプット(知識として学ぶ)、アウトプット(学んだ知識を実践する)の構成で実施しています。
毎年スケジュールは見直し・改善をしていますが、研修の主なコンテンツを紹介します。
<新人研修スケジュール>
■4月:インプット(知識として学ぶ)
IT技術だけではなく、会社や事業についての理解、社会人としての基礎を学びます。
- 社会人としての心得(ビジネスマナー / 基礎行動 / 情報セキュリティ)
- IT業界の基礎知識
- ITインフラ基礎研修
└Linux基礎 / ネットワーク基礎 / データベース基礎 / 仮想化 /クラウド etc.
- プロジェクト入門
■5月・6月:アウトプット(学んだ知識を実践する)
業務にスムーズに入っていけるように総合実習を通して基礎スキルを身に付けます。
- インプットで得た知識を活かし、アウトプット(環境構築)でスキルの修得をはかる
└Linux構築 / データベース構築 / クラウド構築 /Webサーバー構築 etc.
- 実プロジェクトを想定し、納期を意識してスケジュール管理を行う
- 総合実習の発表を通してプレゼンテーションスキルを養う
先輩社員が講師として研修を行い、オンラインとオフラインを交えコミュニケーションを取りながら実施しています。
新入社員研修以降も、社内外の研修を利用して体系的な技術を身につけられる研修制度を設け、長期的なキャリアアップをサポートしています。