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【検証レポート】Oracle Database@AWSからOCIサービスへはどう繋がる?

2025年12月、ついに東京リージョンでGA(一般提供開始)となった Oracle Database@AWS。
AWSのデータセンター内にExadataがあるという構成において、従来のOCIサービスとの親和性を3つのポイントで検証した結果をレポートします。

1.OCI Object Storageとの連携

結論:連携可能です。
操作は、普段からOCIを使っている方なら、全く違和感ありません。
ファイルの転送はOCI CLIからコントロール可能です。
弊社の実績では250GBのファイルを約7分で転送(ExaDB-D <-> Object Storageへのアップロード・ダウンロード)できました。

補足

ExaDB-Dは標準でOCI CLI がインストールされていません。
連携にあたってOCI CLIを利用する場合は、事前にインストールと初期設定が必要になる点に注意が必要です。

2. Zero Data Loss Autonomous Recovery Service (ZRCV)

結論:問題なくバックアップ・リカバリ可能です。
ZRCVはバックアップファイルの不可視化によるランサムウェア対策に加え、オンラインREDOログの取得により障害直前までのリカバリを可能とするデータベースバックアップとして推奨されるサービスです。
また、Oracle Database@AWSの最近のアップデートでバックアップ先として、「AWSリージョン」と「OCIリージョン」のどちらかを選択できるようになりました。
AWSリージョンをバックアップ先に選ぶ場合は「保護ポリシー」の作成の中で「データベースと同じクラウド・プロバイダにバックアップを格納します」を選択することで実現可能です。

運用上の注意点

ZRCVの利用開始前には、サービス制限(Service Limits)の引き上げ申請を忘れずに行っておきましょう。
ミッションクリティカルなデータを安全に保管できるZRCVは強力なバックアップサービスです。

3.Oracle Data Safe

結論:問題なく連携できます。
OCIのデータベース・セキュリティ・サービスである Oracle Data Safe も、AWS上のDBインスタンスに対して問題なく適用できます。
設定画面もOCIユーザーには馴染みのあるインターフェースから開始できるため、ハイブリッドな環境でも一貫したセキュリティポリシーを適用することが可能です。
また、Oracle Data SafeからDB監査ログのメンテナンスも行えるように設定することが可能なので監査ログが肥大化するといったこともありません。

まとめ

今回の検証を通じて、Oracle Database@AWSは単に「AWSで動くOracleDB」というだけでなく、OCIサービスとの連携もシームレスに実現できるサービスであることが確認できました。
弊社では、早期にOracle Database@AWSの検証を行い、これら周辺サービスとの連携を含めた「Oracle Database@AWS 導入・構築支援サービス」を提供しています。

・「Oracle Database@AWSは興味あるけど手続きはどうすすめればいいの」
・「Oracle Database@AWSへの移行に興味がある」

といったご要望がございましたら、ぜひお気軽に以下までお問い合わせください。

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