「システム基盤構築のプロフェッショナル」レック・テクノロジー・コンサルティングJapanese | English

レック・テクノロジー・コンサルティング株式会社

技術ブログ

HOME > 技術ブログ > 月別アーカイブ: N.M

月別アーカイブ: N.M

【新卒ブログ】文系女子、インフラエンジニアになる。6

第6回 文系女子、IT情報をリサーチする。

こんにちは。2022年新卒入社のN.Mです。

今回は私がどのようなサイトを使って情報を集めているかについてお伝えしていきます。私のように文系でIT業界を目指している方にとっては、現時点では内容的に難しいサイトが含まれているかもしれません。でも、1年後にはこういうサイトを活用できるようになっていくんだ、という風に受け取って参考にして頂ければと思います。

どのようにして情報を集めているか

現在私は、ビジネス開発の一環としてIT業界で何が注目されているのかを調査しており、その中でも「ITインフラ」と「セキュリティ」を中心に調べています。

「ITインフラ」はRe:Qが提供するサービスの中核でもあるので、常に最新情報には気を配っています。また「セキュリティ」は、ITにおいて常に意識すべきトピックであるとともに、昨今のITトレンドとして様々なセキュリティ対策が注目されているため調べています。

普段はIT情報サイトをもとに、ITに関する情報を収集するようにしています。まず、ITトレンドの解説サイトで「ITインフラ トレンド」や「ITセキュリティ トレンド」の検索ワードで絞り込みます。その検索結果の中から、興味を持ったキーワードをさらに深掘りして調べていくようにしています。

また別の情報収集の手段として、ITイベントに参加する方法もあります。

私は2022年6月に幕張メッセで開催された「Interop Tokyo 2022」に参加しました。IT企業が集う大型出展サミットで、多くの企業様の技術を拝見することができました。その際に頂いた様々なパンフレットやブースでのお話などから、技術やサービスを調べるきっかけになりました。

Web検索は多くの情報を瞬時に取り込めてとても効率的ですが、イベント参加は普段目を向けなかった情報も自然と入ってくるため、新たな発見もでき効率的だと思います。

IT情報/ニュースサイトのすすめ

次にIT情報を調べる上で、私が参考にしているサイトを用途別に一部ご紹介していきます。

IT用語を理解する

■「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

URL:https://wa3.i-3-i.info/

様々なIT用語が日々更新されていて、分からない単語が出てきたときにこのサイトで検索をかけるとすぐに調べることができます。絵や図などを用いて、専門用語をあまり使わずに解説されているのでとても分かりやすいです。

ITトレンドを調べる

■ITmedia

URL:https://www.itmedia.co.jp/

IT全般に関する注目記事を集めたサイトとなっています。特定の技術というよりは業界で起こったニュースを調べることができるので、IT業界についての時事ニュースなどはここで調べています。技術情報をメインで調べたいときに使っているのは、ITmediaが運営する「@IT(アットマークアイティ)」です。普段の業務で調べている「セキュリティ」は、@ITでも注目分野のため、トップページに専用スペースがあり調べに行きやすいです。

エンジニアコミュニティを活用する

■Qiita

URL:https://qiita.com/

サーバ構築中のエラーなど、少し踏み込んだ内容を調べたいときによく見ています。マニュアルだと言葉の表現が難しく理解ができない時に、同じような内容の記事を探してマニュアルと見比べながら活用しています。ここのサイトに限らずですが、Web上の情報が常に正しいとは限りません。また環境の違いから同じように動作するとも限りません。そのためあくまで参考程度にとどめます。お客様環境における問題は、製品を販売している会社の公式サイト、サポートサイト、そして検証などを通して解決していきます。

【番外編】自社Re:Qのブログを活用する

■Re:Q技術ブログ

URL:https://www.reqtc.com/column/

ここでは、Re:Q社員が業務を行う上で得た知見や技術ノウハウを発信しています。調べたいキーワードなどで検索すると、自社のブログが上位に出てくることもしばしば。そういうときは、まず真っ先に自社ブログをチェックします!

■自社のナレッジマネジメントシステムを活用する

社外には公開していませんが、ナレッジを共有するための社内システム(ナレッジマネジメントシステム、通称KM)があります。Re:Q社員がプロジェクトで遭遇した技術的なトラブルや様々な事象について日々情報を共有しているため、前述したサーバ構築中のエラーなど、技術的に踏み込んだ内容を調べたいときには、真っ先に活用しています。

個人的に注目中!ITワード

これまでにITトレンドを調べていく中で、個人的に興味を持ったITワードをご紹介します。セキュリティトレンドの一つである「ゼロトラスト」についてです。

ゼロトラストとはアメリカで2010年代に提唱された概念です。

従来のセキュリティの考え方は、外側からの侵入を防ぐこと(境界型セキュリティ)に重点が置かれていましたが、最近はリモートワークが進み場所を問わない働き方が浸透したことや、クラウドサービスの利用が増えたことで、「内側」「外側」の区分が曖昧なものとなってきています。そのため内外を分けず大切な情報を守るため、「何も信頼しない」という「ゼロトラスト」の考え方が生まれました。

興味を持ったきっかけは、現在のセキュリティがどのような考え方に基づいているのかについてまずは調べてみようと思ったことと、「ゼロトラスト」という名前に惹かれたからです(笑)

実際に調べていく中で、最近は従来の境界型セキュリティでは特に考えなくてもよかったポイントも検討しなくてはならないことが増えていることを知りました。「ゼロトラスト」を通じて、セキュリティ技術に非常に興味を持てたので、今後もさらにセキュリティ技術を勉強していきたいと思います。

今回はIT情報をどのように調べているのかについてご紹介しました。皆さんがIT業界にふれるきっかけになれたらいいなと思います。

次回▶▶第6回文系女子、一日を振り返る

前回▶▶第5回文系女子、リモートワークに挑戦する。ーメリハリ編ー


執筆者プロフィール

画像5.png

【新卒ブログ】文系女子、インフラエンジニアになる。6

【新卒ブログ】文系女子、インフラエンジニアになる。1

はじめに

IT業界に未経験で挑戦する方が増えている一方で、ついていけるか不安という声をよく聞くのも事実です。そこで、IT未経験、さらには業界的にもまだまだ人数が少ない女性が、どのように、そして日々何を感じながら成長していくのかをお伝えしたいと思います。


複数回に渡ってお伝えしますが、執筆者は、当社Re:Qに2022年4月に入社した文系出身の女性社員4名です。IT業界、エンジニア、さらには当社Re:Qを検討してくださる方の参考に、少しでもなれば幸いです。


第1回 文系女子、新人研修を受ける。

こんにちは。2022年新卒入社のN.Mです。
第1回目のブログでは今年行われた新人研修について書いていきたいと思います。

研修内容

今年の研修では、主に

入社前の
 ・内定者研修
入社後の
 ・新人研修
  ー座学(1か月)
  ー総合実習(2か月)
で行われました。

内定式が行われた10月以降、2022年2月まで、月1回オンライン形式でITトレンドを中心に学びました。(先輩によると、毎年改善しているそうなので、2023年4月入社予定者の方にむけた内定者研修はまた少し変わるかもしれません。)入社前に、自分で何を準備すれば良いのか分かりませんでしたが、内定者研修が事前準備となるので、追加の準備は必要なくリラックスして臨めました。

無事に4月1日の入社式を終え、次の日から新人研修が始まります。

新人研修は、前述の通り、「座学」と「総合実習」の組合せで、3か月の期間をかけて行います。今回はコロナの影響で基本的にオンライン(数日出社日あり)という形式で行われました。座学ではまずITの基礎から入り、どのような仕組みでITシステムが構築されているのか、プロジェクトはどのような流れで行われていくのかなどを、講義形式でしっかりと学ぶことができます。

総合実習、そして立ちはだかる壁...

そして総合実習では自分でサーバを構築していくことが中心となるのですが、その中でリポジトリ(ある機能を提供するためのプログラム群 - これをパッケージといいます - が保存されている場所)を使ったパッケージのインストールが最初にぶつかった壁として、とても印象に残っています。

何から調べればいいのかも分からず、何のコマンド(コンピュータに指示を与える文字列のこと、例:cd)を入力してもエラーが出る...そんな状態でしたが、先輩方や同期の人に聞きながらなんとか設定に成功したときはものすごく達成感が得られました。

このように最初はそれぞれのコマンドの動作や、行っている作業の意味すら分からない状態でも、研修が進んでいくうちに少しずつ理解できるようになると思います!(更に言えば、入社前は、コマンドやリポジトリという用語の意味も知りませんでした)

また、講義実習の中で感じたのは説明してくださる先輩方の圧倒的な技術力でした。講義は難しい用語も多くついていくのに必死でしたが、講義中に質問の機会もあったので少しずつ理解していくことができました。

総合実習の終盤では社長・役員はじめ、部長に対して実習の成果発表を行いました。今までの成果を発表するだけあって、みんな気合の入った資料でとてもいい刺激になりました。私自身も資料作成や話し方などもっとより良くしていきたい!と思えた時間でした。

研修を振り返って

今振り返ると、総合実習を自分で進めていくのは大変で分からないことだらけの中、なんとか終えることができたのは自分でも不思議なくらいです。ですが、自分で調べていく力が培われたことや、根気よくやり遂げる力は研修前と比べて格段に向上したと感じています。

Re:Qに興味があるけれど不安だという方は大勢いらっしゃると思います。

少しばかり先に入社して、研修を経験した私からお伝えできるのは、「大変だけれども、研修を受ける過程で、周りの人の助けを得ながら自分の成長を実感できる」ということです。ぜひご縁があってRe:Qに入社をされた暁には、楽しく学びながら頑張ってください!

私も新人研修を通して得た、精神面、技術面での成長をこれからの業務に活かせるように日々たくさんのことを吸収して頑張っていきたいと思います。

次回▶▶ 第2回 文系女子たち、研修期間を振り返る。


執筆者プロフィール
画像5.png

【新卒ブログ】文系女子、インフラエンジニアになる。1
資料請求・お問い合わせはこちら

▲ ページトップに戻る

技術ブログ

2023年6月
« 5月  
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
採用に関するお問い合わせはこちら