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第1回 読書会 | 思考の整理方法

はじめに

皆さん、こんにちは。入社6年目のクラウド技術部のR.Aです。

今回は社内取り組みの1つとして開催した「読書会」について紹介します!

読書会とは

読書会は、業務に活かせる本や役に立った方を共有し参加者同士でディスカッションする会です!
参加者への知識習得やモチベーション向上をサポートすることを目的に、有志のメンバーで始めました。
若手社員には新しい視点を得るいい機会に、中堅社員には既存の知識を整理したりする良い機会に、ベテラン社員にはいままでの経験をシェアする機会になればいいなと思い開催しています。

bookclub-1_01.png

読書会の構成

読書会は大きく2つのパートで構成しています。

1. 書籍内容の共有

発表者が本の要点をまとめ、約30分ほどで解説するパートです。
実体験を踏まえて説明するため、参加者へ伝わりやすいです!

2. ディスカッション

参加者同士で「どのように工夫しているか」や「こういうときどうしているか」などをざっくばらんに話し合います。
同僚から実践的なやり方を聞くことで、次回から試せるTipsを取得できるのが魅力です♪

今回の読書会の紹介

テーマ

今回のテーマは「思考の整理方法」です。
エンジニアとして以下のスキルは業務を円滑に進めるうえで必須スキルです。

 ・取得した情報を整理すること
 ・相手にわかりやすく伝えること

そこで題材としたのが、「エンジニアが知っておきたい思考の整理術」という書籍です!
こちらの書籍は、ITエンジニアが業務で得たさまざまな情報を整理し、他者にわかりやすく伝えるためのテクニックを体系化した一冊です。

書籍内容の共有パート

今回は書籍の内容を実体験を踏まえてパワーポイントのスライド15枚程度にまとめて参加者へ共有しました。
今回は特別にいくつかスライドをピックアップして共有します!

Group / Parallel / Series のGPSを意識しようスライド

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ロジカルシンキングにおける重要なことについてまとめたスライド

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ディスカッションパート

ディスカッションからはさまざまな学びや工夫が共有されました。

伝えるときのコツ

チャットやメールでも報告する場合には、「結論を先に」を意識している。
PREP法という文章の記載方法で、結論 -> 理由 -> 具体例 -> 結論を順に伝えている。

整理するときのコツ①

テキストとして整理する場合には、VSCodeを使用することが多い。
Markdown記法で構造化することで、書きやすくなる。
他にも、インデントで粒度をそろえ、モレとダブりがないようにしやすい。
(以下がイメージ図です。)
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整理するときのコツ②

Xmindというツールを使用して、図示することがある。
思考を整理する際に、マインドマップという表現方法で見える化することでわかりやすくなる。
コメントも記載することができ、重宝している。
(以下がイメージ図です。)
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参加者の感想

読書会に参加してくださった方にアンケートを回答してもらいました!
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アンケートからは多くのポジティブな声をいただきました。
 ・「非常に楽しかったです!」
 ・「部を越えた場として、非常に有意義でよかった」
 ・「実体験も交えた解説は非常に共感でき、本の内容+αで理解が深まったように思います。」

アンケートの一部では改善点もいくつか挙がりました。
 ・「発表者の他にファシリテーターを置くとよいかも。」
 ・「ディスカッションの時間を増やして、参加者の意見を深掘りたい。」

上記のフィードバックを踏まえて、次回以降はさらに良い読書会にしていきたいです!

最後に

今回の読書会は、参加者の満足度も高く、知識の習得と他部署との交流の両面で充実した時間となりました!
一方で「進行役の明確化」や「ディスカッションの工夫」など改善ポイントも見つかりました。

今後も定期的に開催し、社員が主体的に学び合える場を継続して作っていきます!
「読書会をきっかけに、業務に活かせる知識や工夫を得る」という機会をこれからも大切にしていきたいと思います。

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