こんにちは。Re:QのA.Mです。
去年新卒で入社し、2年目にして海外出張の機会を得ました。
そう、シンガポールキャリアフォーラム(SCF2019)への参加です。
グローバル展開する企業は多くあっても、そういう機会が得られるのはごく一握りだと思うので、
2年目にしてこうした経験ができるのは当社ならではだと思います。
日本国内での採用イベントにはこれまでも参加したことがありましたが、海外で行われる採用イベントは初めて(当社Re:Qとしても初参画)でしたので、その様子をお届けしたいと思います。
ちなみに私は初・海外でした!
今回一緒に参加した中国出身の同期とフリータイムを満喫した様子は、次回お伝えしますね。
イベント準備も試行錯誤
前回のブログでも触れていますが、日本語を学んだり、日本で働きたいAPAC圏の学生(既卒や、中には職歴がある方も)のためのジョブフェアです。参画企業の募集職種はまちまちですが、共通しているのは(当たり前かもしれませんが)いずれもグローバル展開している企業です。日本の採用イベントでは、時間をある程度決めた説明会形式で行うのですが、
今回は下記のようなスタイルにしようと事前に打合せをしていました。
● 学生さんの言語に応じて個別説明スタイル
日本語を学んでいる学生さんが基本的に参加されますが、その言語レベルは様々。そのため、1~3名程度の学生さんに対して個別に説明するスタイルをとることにしました。
そうすることで、学生さんの理解できるレベルにあわせて説明方法を柔軟に対応できるようになります。更には、日本語で説明を聞くのはまだ難しいという学生さんもいるため、日本語・英語・中国語の3か国語で対応できるようにしました。
● Re:Q在籍の海外出身メンバが感じている良さを+αでアピール
Re:Qには中国・マレーシアなどの海外出身メンバが在籍(今回一緒に参加した同期の女性は中国出身)していますが、彼らは日本の大学を卒業してRe:Qに入社しています。に対して、今回参加している学生の大半は母国の大学に通っているため、就職のタイミングで日本に来るのはより一層の不安があるだろうと考えました。
そこで中国出身の同期の発案で、海外出身メンバの視点からみたRe:Qの良さや、求められる日本語力、日本語を学べる環境、周囲のフォローアップなどをまとめ、こちらから伝えることにしました。
イベント当日のRe:Qブースの様子
上記のような作戦会議?もあって、イベント当日のRe:Qブースはこんな感じでした。

当社との面接前に事前に企業ブースに説明を聞きに来場して下さった方、2年生のうちから企業研究にきた方、すでに日本語を使ってお仕事をされている方など、色々な方が立ち寄って下さいました。
開催地であるシンガポールの方だけではなく、インドネシアやベトナム出身の方がとても多く感じられました。なかには、APAC圏の大学に留学されている日本の学生さんもいらっしゃいましたね。国もバックグラウンドも様々ですが、共通していたのは皆さんとても熱心であるということ。私たちも説明に自然と説明に熱が入りました。
中には順番待ちをして下さった学生さんもいらっしゃいました。

説明後の質問もとても積極的!
沢山の方から「IT専攻ではないのですが、大丈夫ですか?」という質問を頂きました。
そう、日本に興味を持ち、日本で働くために、日本語を専攻している方が多かったんです。
そういった方々には、新卒で入社し、文系や海外出身であるという自分達の経験を踏まえ、
「Re:Qは、研修制度やサポート体制にとても力をいれているんですよ。
私の同期は中国の出身ですし、私も文系の専攻でしたから安心してください!」
とお伝えすることで、皆さんホッとした顔をされるのと共に、当社の事業・仕事内容に興味を示して下さいました。
中には、14日(土)に説明を聞いた後じっくり考え、15日(日)の朝一番で「とても興味を持ったので選考を受けたい」とレジュメを持って当社ブースに来て下さった方もいました。
おまけ
前回のブログでも触れられた通り、今回はSingapore EXPOという会場で行われました。
この会場、外観はどこか日本の幕張メッセを彷彿とさせますが、周辺や敷地内には南国っぽい(少なくとも日本にはないであろう)植物が植わっており、「ああ、海外にきたんだな」という実感が湧きました。

奥に数字が見える通りホールが多数あり、他のホールでは在庫一掃かなにかのセールも行われていて大賑わいでした。
SCFの会場(MAX ATRIA)では、企業ブース、事前予約者向けの面接ブースのほか、昼食のビュッフェ(!)スペースがありました。ホーカー(屋台)以外での外食は少し値段が高めなシンガポールにおいて、こういったビュッフェが用意されているのは来場者の学生さんにとってはすごく有難いだろうな、と思いました。
参画企業もOKということで私たちも頂きましたが、美味しかったです。

最後になりますが、初海外、初海外出張ということで、貴重な経験ができました。
スキルアップに熱心な学生の皆さんと接し、私も一層頑張らなければと身が引き締まる思いです。