【Oracle AI World Tour Tokyo 2026 現地参加レポート③】VMware環境のクラウド移行について
こんにちは。DB技術統括部のYです。
東京で行われている「Oracle AI World 2026」に参加しました!
本記事では、数ある個別セッションの中からVMware環境のクラウド移行に関する内容についてお届けします!
セッション概要
VMware環境のクラウド移行における2つのアプローチについての比較やそれぞれの具体的な手法を解説といった内容でした。
VMware環境を取り巻く変化
昨今のBroadcom社によるVMware買収と、それに伴うライセンス体系の変更により、市場ではVMwareに代わる新たな選択肢を模索する動きが加速しています。
そのなかで今回は、Oracle Cloud VMware Solution(OCVS)とOCIのコンピュート・インスタンスの2つが紹介されました。
OCIにおける移行の選択肢(メリット)
・OCVS
こちらはVMware純正スタックをOCI上に展開するもので、
他社サービスにはない特徴として、 管理者権限がユーザーに完全に譲渡されるため、
オンプレミスと同様の自由度にて運用・制御できる点が強調されていました。
また既存のネットワーク構成を維持することが可能な点や大容量/高性能なベアメタル・インスタンスへの集約により
運用を効率化できる点についても挙げられていました。
・コンピュート・インスタンス
こちらのサービスの紹介では、OCIの各種サービスとのスムーズな連携やOracle Linuxを選択した場合、
サポートサービスを無償で利用できる点、また安価な価格であるコンピュート・インスタンスでのコスト削減や
Off-Box Virtualizationによるホスト側のリソースの有効活用が挙げられていました。
選択基準
OCVS/コンピュート・インスタンスの選択基準としては、以下がポイントとして挙げられています。
・OCVS
短期間での移行やIPアドレスなど既存構成を保持したい場合は、
オンプレミスと同じ環境を維持しつつ、段階的にクラウドへ移行できるOCVSが候補となります。
・コンピュート・インスタンス
コストの削減やIPアドレスやOSの変更が許容できる場合は、
OCIの性能を最大限に引き出せるコンピュート・インスタンスが候補となります。
移行手法
サードパーティ製品や複数パターン時の紹介もありましたが、
主な内容としてOCVSへの移行については、L2延伸とvMotionの機能を用いた無停止での移行を可能とするVMware HCX(HCX)、コンピュート・インスタンスへの移行としては、無償のサービスでありデータのレプリケーションやインスタンスの作成も自動で実行してくれるOracle Cloud Migrationsが紹介されており、いずれも事例として増加している手法とのことでした。
まとめ
VMwareのライセンス体系変更に伴う不安に対し、移行先の提示とその選択基準が示された非常に学びの多いセッションでした。
特に移行ツールの詳細や具体的な手法まで踏み込んで提示されており、実効性の高い内容だと感じました。
弊社では今回紹介されたサービスに関する記事もありますので、ぜひこちらもご覧頂ければと思います!
第1回:【OCVS Migration】オンプレミスVMware環境からOCVSへのクラウドリフトについて
第2回:【OCVS Migration】オンプレミス環境からOCVSへのVM移行方法
第3回:【OCVS Migration】オンプレミス環境からOCVSへのL2延伸について
第4回:【OCVS Migration】オンプレミス環境の仮想マシンをOCVSへ移行してみた
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