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【Oracle AI World Tour Tokyo 2026 現地参加レポート②-1】オープニング基調講演 「Oracle AI:ビジネスとともに進化するAIの最前線」-レポート前編-

はじめに

こんにちは。DB技術統括部のA.Tです。
昨日開催されたOracle AI Worldに一般参加してきました。

ここではイベント初回に発表されたオープニング基調講演
「Oracle AI:ビジネスとともに進化するAIの最前線」について
セッション内容をお届けします。

 

日本オラクルが描く「AI・ジャーニー」。

世界14都市で開催されるグローバルイベント「Oracle AI World」。
その東京公演の幕開けは、日本オラクル株式会社 取締役 執行役員 社長の三澤 智光氏による進行によってスタートしました。
まず最初に語られたのは日本企業の「クラウド・ジャーニー」および「AI・ジャーニー」を支援するための具体的な国内戦略でした。
  

1.「分散クラウド戦略」国内パートナーとの強固な布陣

クラウドの一極集中によるリスクを回避するため、
「Oracle Alloy(オラクル・アロイ)」や「マルチクラウド」を用いた
分散クラウド戦略を積極的に展開していることが明らかになりました。
データ主権やソブリンに対応したクラウドとして、Oracle Alloyを
日本のパートナー企業向けにすでに自社クラウドとして提供を開始しており、
主要ベンダーの先行事例として、NRI、富士通、NTTデータの3社が挙げられました。

また、ソフトバンク、日鉄ソリューションズとも協業を開始していることが発表されました。

・ソフトバンクとの協業
東日本データセンターでの稼働を開始。(後述で詳細が語られる重要な拠点です。)

・日鉄ソリューションズ(NSSOL)との協業
九州にデータセンターを設置し、九州初となるハイパースケールクラウドを提供予定。

  

2.「ジャパン・オペレーション・センター」日本独自の24時間365日運用体制

アロイ・パートナーのために日本国内で365日24時間のクラウドサポートとオペレーションを行う
「ジャパン・オペレーション・センター」を開設しており、より充実したソブリン体制を敷いていることも言及されました。
こちらはOracleが他社と一線を画す、日本市場に特化した運用体制です。

また、OracleのデータベースサービスをMicrosoft Azure、Google Cloud、AWSのデータセンターから提供する
「マルチクラウド」も大幅に拡充しているとのことです。

3. 「ミッションクリティカルシステムの基盤」としてOracle Cloud Infrastructure

みずほ銀行に、行内の共通データベース基盤としてOCI、ならびにOracle Autonomous AI Databaseが採用されたこと
NTT東日本、ならびにNTT西日本が持つ多くのミッションクリティカルシステムが、NTTデータのOracle Alloyの
クラウドにリフトされていくことが発表されました。
こちらは本日発表のニュースであるとのこと!

この他にも、非常に多くのお客様にOCIをご採用いただいているとし、
「止まることが許されない」重要業務システムの移行先として、
OCI(Oracle Cloud Infrastructure)が選ばれ続けていることがわかりました。

4. 製造業の未来を創る「AIネイティブなSaaS」

AIはインフラだけでなく、アプリケーション(SaaS)の形でも現場に浸透しています。
AIネイティブなSaaSであるOracle Fusion Cloud Applications、NetSuiteを採用する日本企業も増えているとして、
デンソー社がグローバルでの競争力をより高めていくために、AIネイティブな次世代型サプライチェーンマネジメントの
プロジェクトを開始するとのことです。
三澤氏は、こうした日本を代表する大手製造業が本格的にAIを実装していくことで「次世代の製造業のあり方」を
世界に示していくプロジェクトになると、強い確信を述べられていました。

おわりに


三澤氏はパートナー企業への感謝を述べるとともに、「ミッションクリティカルシステムのモダナイゼーションといえばOCI」という実績が積み上がっていることを強調されました。
会場が熱気に包まれる中、バトンはOracle 最高経営責任者のマイク・シシリア氏へと渡され、AI時代の更なる深部へと話は進んでいきました。


基調講演レポート中編へ 続きます!

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