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Red Hat Summit2026@アトランタ、現地よりインフラ技術部のIがセッションレポートをお届けします!
セッション概要
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概要
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コミュニティの発展に寄与した貢献者を讃える「Superhero」の表彰
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AIによる開発加速が招く新たなボトルネック「ベロシティ・バブル」の定義
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OpenShiftに統合されたAIエージェントによる脆弱性の自律修復
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組織がクラウドネイティブへ移行するための「4段階の成熟度フレームワーク」の提示
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セッション詳細
AI時代の新たな壁「ベロシティ・バブル」
今回のセッションで最も重要なキーワードであると感じたベロシティ・バブルですが、
セッション内では、この「コード生成の速さ」と「デリバリーの遅さ」のギャップを「ベロシティ・バブル(速度の泡)」と呼び、これこそがAI時代の真の制約であると指摘されています。
今ではAIによりアプリケーションのコードを書く時間は劇的に短縮され、非技術職ですら、AIエージェントとの「対話」を通じてソフトウェアを生み出せるようになっています。
しかし、開発後に続く「脆弱性チェック」「CI/CD」「ガバナンスへの適合」といった本番環境へ届けるためのステップは、
依然としてこれまでのスピードのままであるとセッション内では語られており、
普段のインフラエンジニアとして働く私たちの業務の中においても同様の事が起きていると感じました。
この件は多くのエンジニアが感じている所では無いかと考えられます。
自律的にインフラを修復する「エージェント型AI」
この「ベロシティ・バブル」を解消する解決策として、OpenShift自体にAIエージェントを組み込み、運用を自律化させることが可能であるとセッション内では提示されました。![]()
インフラ担当が、アプリ担当と何度も調整して行っていた「脆弱性対応」などのサイクルが、
今ではプラットフォームであるOpenShiftの中で完結させることが可能となってきており、
ここにOpenShiftの価値が生まれると考えられます。
4段階の成熟度フレームワーク
セッションの締めくくりとして、組織がクラウドネイティブへ進むための4段階の「成熟度フレームワーク」が紹介されました。
今どのフェーズにいて、次に何を用意すべきか。このフレームワークは非常に有用な指針になると感じました。
1.Container Adopters: コンテナ実行の基礎構築
2.Platform Adopters: CI/CDやGitOpsによる運用の標準化
3.Cloud Native Practitioners: モダン化と高度なアプリパターンの実践
4.Platform Innovators: 最適化によるコスト削減と自動化の最大化
まとめ
AIによる開発スピードの加速に併せてインフラ側もAIを活用して対応する必要があると改めて考えさせられるセッションでした。
Red Hat Summit開催中は、インフラエンジニアの視点で気になった技術セッション、展示ブースの情報などを随時お届けする予定です。
次回の更新もぜひ楽しみにしていてください!
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