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AWSのカードゲーム「AWS Card Clash」で遊んでみた!

はじめに

こんにちは。クラウド&ネットワーク技術統括部のM.Cです。
AWSから無料で遊べる「Card Clash」というカードゲームが出ていました。
日本語版はまだリリースされておらず英語版のみとなりますが、遊んでみたのでこちらでご紹介したいと思います!
(※遊ぶにはAWS Builder IDが必要です。)

目次

ゲームの概要

ざっくり言うと、相手のCPUと戦いながら自分の手札を使ってAWSのアーキテクチャ(構成図)を完成させるゲームです。
詳しいルールは遊びながら紹介していきます。

遊び方・ルール

1.サインイン

AWS Card Clash

リンク先の「play AWS Card Clash」 を押すとSkill Builderのページへ飛ぶので、そこから「Play Now!」と書かれているロゴを押すとサインインできます。
画像1 - コピー.png

画像2.png

2.ステージを選ぶ

現在は「Cloud Practitioner」と「Solutions Architect」の2つから選択することができ、「Serverless Developer」は準備中のようです。
画像4.png

今回は「Solutions Architect」から、1つ目のDR構成を作成するコースで遊んでいきます。
コースを選択すると、アーキテクチャの説明やどのサービスを使うのかの確認ができます。
「Start Game」を押してゲームスタートです。
画像5.png


3.ゲームスタート

ゲームがスタートして自分のターンになると、まずカードが6枚配られます。
その中から配置できる「サービスカード」を探して構成図の適切な場所に置いていくのですが、カードを置くにはそこに表示されている数字以上の「エナジー」が必要です。
自分のエナジーポイントは画面左側で確認できます。
画像6.png

また「AWS Management Console」や「AWS CLI」等の「エナジーカード」(右上に+1、+2などプラスの数字が書かれているカード)を持っている場合は、 1ターンにつき1度だけエナジーポイントをチャージできます。
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画像8.png

構成図にサービスカードを置くとエナジーポイントが消費されるとともに、自分のポイントが増えます。
(配置するカードや場所を間違えた場合でもエナジーポイントを1消費してしまうので注意してください!)
画像9.png

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サービスカードを配置する以外にも、「IAM」や「Security Group」、「AWS WAF」等の「セキュリティカード」(右上に-1と書かれているカード)を使用することで、自分が配置したサービスカードの保護が可能です。
サービスに対してどのセキュリティカードを使えるかは、保護したいサービスの配置場所をクリックすることで確認できます。
セキュリティカードを使うにはエナジーを1消費する必要があります。
画像11.png

保護されたサービスは、自分のものは青色、相手のものは黄色の太枠で囲まれます。
画像12.png

手札の中には、このアーキテクチャでは使わないカードや、既に配置されていて不要なサービスカードがあるかと思います。
不要なカードは画面右側のゴミ箱に捨てることができます。
画像13.png

やることがなくなったら画面右下の「End Turn」を押して自分のターンは終了です。 画像14.png

相手のターンが終わって再度自分のターンになると、自分のカードが6枚になるまで追加されます。
前回のターンでカードを多く残しているとその分新しいカードが引けません。
特にエナジーカードが無いと、サービスを配置するためのエナジーが足りず何もできないことが多いので注意が必要です。
画像15.png

同じ要領で自分と相手のターンを繰り返します。
全てのサービスカードが配置されてアーキテクチャが完成するか、画面左下に表示されているカードの残りの枚数が0になった時点でゲーム終了です。
ゲーム終了時にポイントが多い方が勝ちとなります。 画像16.png

ポイント

  • 相手が置いたサービスカードがセキュリティで保護されていない場合は、自分のカードに置き換えることも可能です。
    ただし置き換えるには、配置に必要なエナジー+1のエナジーポイントが必要となります。
    (下の画像の場合は、EC2を置くための1ポイントと、置き換えるための1ポイントで計2ポイントのエナジーポイントが必要となります。)
    画像17.png

    カードが置き換えられ、EC2の枠が黄色から青色に変わっています。
    画像18.png

  • 反対に自分の配置したサービスが相手に置き換えられてしまう場合もあるので、セキュリティ保護で防ぎましょう。

  • また、それぞれのステージに出てくるクリーチャー(Cloud Practitionerはゴリラ、Solutions Architectはエイリアン)がアーキテクチャに配置されたサービスを破壊したり、持って行ったりしてしまうことがあります。こちらも保護をされているカードは奪われることを防げるので、セキュリティ保護は重要なポイントだと思います。 画像19.png

    UFOが、構成図下側のS3を持って行ってしまいました。
    画像20.png

    画像21.png

  • さらに、Solutions Architectのステージではエイリアンにエナジーポイントを奪われるということが頻繁に発生するので、エナジーカードを使うタイミングもポイントとなってきます。

その他

  • 手札のサービスカードやアーキテクチャに配置されたサービスを押すと、そのサービスの詳細を確認できます。

  • ゲーム終了後、左下の「Learn More」を押すと作成したアーキテクチャに関するドキュメントのページに飛ぶことができます。
    画像22.png

    画像23.png

まとめ

今回は、AWSのカードゲーム Card Clashをご紹介しました。

遊んだ感想として、まずサービスカードを配置したまま保護を怠っていると自分のサービスを相手やクリーチャーに奪われてしまう仕様が面白かったです。ゲームでのセキュリティ保護は現実よりも大分簡略化されていますが、セキュリティ対策の重要性を実感しました。

AWSを学べるという点では、試験勉強とは違った方法での学習や、普段からAWSに関する情報に触れる手段の一つとしても適しているコンテンツだと思います。

AWSに関する案件に携わっている方でも、普段の業務では扱わないサービスや、あまり触ったことのないサービスが多々あるかと思います。
現時点では説明が全て英語なため少々理解が難しい部分もありますが、このゲームには様々なサービスが登場するので、その概要やそれで何ができるのか、他にどのようなサービスと組み合わせられるのか、などあまり知らないサービスの情報に触れるきっかけや導入になるのではないでしょうか。

またAWSの資格試験では、出題内容を整理して構成図を思い浮かべながら、仕組みを実現するために必要なサービスやその組み合わせを考えることも多いと思います。
ゲームを通して多様なアーキテクチャやベストプラクティスをインプットできるので、頭の中で構成図をイメージするのにも役立つかもしれません。

興味を持った方はぜひ遊んでみてください!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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