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Oracleの接続構成 - 専用サーバー

こんにちは、レック・テクノロジー・コンサルティングの伊藤です。
前回から進めているOracle Database(以下、Oracle)のプロセスのお話ですが、
今回と次回の2回に渡り、サーバー・プロセスについて解説していきます。

はじめにサーバー・プロセスについてのおさらいです。
前回、サーバー・プロセスには2種類あると説明しました。

  • ・専用サーバー
  • ・共有サーバー

 
これだけではあんまりですので極めて簡単な説明を加えますと、
サーバー・プロセスひとつに対し、仕えるご主人様の人数が1人か、複数か、が両者の違いになります。

■専用サーバーのイメージ

 
■共有サーバーのイメージ

 
厳密には、共有サーバーにはディスパッチャ・プロセスが加わります。
このため、単にご主人様とサーバー・プロセスの関係だけではありませんが、
これは次回の話にすることにして今回は専用サーバーについて説明します。

専用サーバーとは?

 
単一のユーザー・プロセスに対してのみ仕事をするのが専用サーバーです。
上の図では、3人のご主人様それぞれにサーバー・プロセスが1つずつ、ついています。
このような形でクライアントとサーバーがやり取りをする構成を「専用サーバー接続(構成)」と呼びます。

この構成では、
ご主人様がインスタンス君に仕事を要求したときに初めて専属のサーバー・プロセスが割り当てられます。
サーバー・プロセスはご主人様の要求があれば、すぐに仕事をして結果を返します。
その一方で、仕事がない場合は特に何もしません。
空き時間ができようとも他のご主人様の仕事を受けることはありません。
これ以上の仕事はないとなると、サーバー・プロセスはお役御免になります。

どのような場合に使用する?

 
上のようなことから専用サーバーがどのような特性を持つのかを挙げてみます。
※一旦、インスタンス君の子分とご主人様から離れます。

・ユーザー・プロセスと1対1で直接通信するので処理性能に優れる
・ユーザー・プロセスからの接続時の負荷が高い(ユーザー接続の度にプロセスを起動します)
・ユーザー・プロセスごとにサーバー・プロセスが必要になるため、サーバー・ハードウェア
(メモリ)の要求が高くなりがち
である
 

これらの点から、専用サーバー構成 を効率よく活用できるのは、
一旦プロセスを起動したら長い時間、間断なく仕事があるようなケース・・・
限られたユーザーが複雑なSQLクエリやバッチ処理を実行する場合です。

サーバー・プロセスのうち専用サーバーについてお話をしました。
次回はもう一つのサーバー・プロセスの共有サーバーについて解説します。

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