こんばんは。第2回目のCapability Tourに参加したK.Iです。
1話目、2話目をご覧下さった方はもうご存知かと思いますが、シンガポールで開催された
Oracle Open World(以下、OOW)が今回のメインイベントでした。
私からは、開催されたOOWのセッション内容の一部について簡単にご紹介したいと思います。
まず初めに「How to Migrate to Oracle Autonomous Database Cloud」という
Oracle Autonomous Database Cloudへのデータ移行方法を紹介したセッション
について紹介します。
Oracle Autonomous Database Cloudへのデータの移行方法として複数あります。
各移行方法について、実際のコマンドやポイントの説明がありました。
移行方法
- DBMS_CLOUD
- Data Pump
- SQL Loader
- SQL Developer
Data PumpやSQL Loaderなどは、オンプレミス時代から使われている移行方法
ですが、DBMS_CLOUDは、Oracle Cloud用のPL/SQLパッケージとなっています。
またSQL Developerについては、バージョンが昨年からDatabaseと同様に年次
リリース(18c)となり、Oracle Cloudに対応しておりGUI操作にてOracle Cloud
へデータをロードすることが可能となっています。
次に紹介するセッションは、
「Oracle Maximum Availability Architecture - Best Pratices」
となります。
Oracle Maximum Availability Architectureは、Oracle社から公開されている
高可用性ベストプラクティスです。
- Data Guard
- Multitenant
- Golden Gate
- Oracle Sharding
- Autonomous Database Cloud
主に上記技術についての高可用性のベストプラクティスやTipsの説明でした。
尚、Oracle Maximum Availability Architectureは、定期的にアップデート
されており、最新情報はOracle社の公式サイトでご確認ください。
その他セッションでは、IoT、ブロックチェーン、機械学習などもあり
Oracle社の製品は、何でも対応しているという印象を受けました。
また、展示会場では、VRを使用したゲーム体験もできました。
以上、貴重な経験ができた2日間でした。
次回は、共にイベントに参加したSingapore駐在メンバによるブログを公開予定です。
お楽しみに。