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ORACLE MASTER Gold Oracle Database 11gへの道のり その3

こんにちは、宮崎です。

少し時間があきましたが、『ORACLE MASTER Gold Oracle Database 11g(以下、Gold)への道のり』をテーマにした最終話の第3話になります。

(前回までの内容はこちら)
 第1話: 試験概要やGoldまでの具体的なスケジュール
 第2話:私なりの勉強方法

どうやって勉強する?

 

基本は教科書を通読していきます。最初は細かい部分まで意識せずに、全体像を捉えるつもりで読んでいくといいと思います。二周目以降で細かい部分を意識して読んでいきます。
そしてインプットと同時に、アウトプットを中心に進めることを意識して、テキストの最後についている模擬試験を解きます。時間に余裕があるなら、テキストに出てきた用語を、オラクルの公式ドキュメントで調べてみるといいです。その用語について深く知ることができ、またそれに関連する知識も得られます。OracleのソフトウェアはOracleのサイトから無料で入手できる(要登録)ので、自分のパソコンに環境を用意してみるのをおすすめします。実際に自分で手を動かして触ってみると理解が進み、記憶に定着しやすいからです。ただし、Goldまでの試験には実技試験はありません。また、スクリーンキャプチャを受験者に見せて、この機能はこのタブの中にあると答えさせるような問題もありません。教科書に印刷されているスクリーンキャプチャを見て、テキストの説明を理解していくだけでも問題ないでしょう。ですから、事情があって自前の環境を用意できない方も安心して試験を受けることができます。

ちなみに、PCを使って自分の手を動かして勉強する場合でも、教科書の記述が頭に入ってこなかったり、コマンド結果が頭の中でシミュレーションできなかったりするときにだけコマンドを打つのをお勧めします。理由としてはタイプを行うのに結構時間を取られますし、手の疲労も蓄積していきます。その結果、あたかもたくさん勉強したように錯覚しやすいからです。そうならないために、手を動かすところと動かさないところを分けて、しっかりと使い分けて勉強するのがいいです。一応教科書だけを勉強して資格を取得できることもできますが、ほとんどの人は実務に役立たせるのを目的に勉強しようと考えていると思いますので、本体を触らない場合でも現場での業務をイメージして勉強するのが大事です。

■BronzeDBA11g

BronzeDBAでは初歩的なOracleデータベースの知識を問われるだけです。インスタンスやメモリなどのOracleの仕組みと、ロールバックやロールフォワードなどの機能について、どういうことができるのかという点を抑えておけば問題ありません。実際、具体的な操作や設定までは問われないため、覚えることさえ覚えてしまえばすぐに合格できます。しかし、SilverDBA、GoldDBAという発展科目の土台部分であり、このBronzeの内容は今後の勉強に密接に関わってきます。OracleDatabaseという概念全体の枠組みをしっかりとこの勉強で作っておけば、後の勉強が捗ると思います。

■SQL基礎I

人によってはGoldDBAの試験よりも難しいと口にする試験です。SQLはあくまでも言語の一種ですので、知識があっても実際に経験していないとなかなかうまくいかないでしょう。出題のタイプは二種類あって、SQLの知識を問うものとSQL文の実行結果(及び逆算)を答えさせるものです。それゆえ、SQL基礎Iでは、SQLのルールや関数の意味などの知識を抑えておくのはもちろんのこと、SQL文からそのSQLが返す結果を頭の中で求める思考力も問われます。

前者はただの暗記事項のため、しっかり時間をかければ、必ず結果が伴います。

難しいと言われるのは後者の部分についてでしょう。SQL文が返す結果を頭の中でシミュレーションする必要があるため、単純な暗記だけでは太刀打ちできません。しかし、プログラムのアルゴリズム問題などが得意な人ならすんなりとできると思います。ルールなど、覚えなければいけないところだけ覚えて、後はルールに従って答えを導くだけですから。そういう問題が苦手なタイプなら、たくさんのコマンドをたたいて、このSQL文を打つとこういう結果が出てくるというのを、徹底的に頭に叩き込むといいです。SQLはあくまでも言語の一種なので、実際に使い慣れていないとなかなかうまくいかないかもしれませんが、時間をかけて身に付けておきましょう。

■SilverDBA11g

BronzeDBA11gでの内容を骨格に例えるなら、SilverDBA11gは骨格の上に乗る筋肉といったところでしょうか。SilverDBA11gでは、BronzeDBA11gで問われた内容をベースとし、Bronzeで出てきた機能から一歩踏み込んだ問題が出題されます。内容も具体的な機能やコマンドの話に移り、実務でも役立つ知識が得られるでしょう。試験の難易度は上がったものの、決して難しいというわけではありません。Bronze DBA 11gの勉強で、データベースの全体像が頭の中にできている分、Silver DBA 11gの内容は意外とスムーズに入ってくると思います。SilverDBA11gでも、BronzeDBA11gでの勉強方法がそのまま適用できます。ここまではテキストを中心にきちんと勉強するだけで確実に取得することができます。もちろん時間がある人や環境を用意できる人は実際にOracleに触ってみるといいと思います。その際は試験だけではなく、実務も意識して触ってみてください。このSilverDBA11gが業務においても試験においてもOracleデータベースの肝要ですので、しっかりと時間をかけて身に付けておくといいです。

■GoldDBA11g

SilverDBA11gまでは模擬試験を中心に勉強していれば、内容を隅から隅まで理解していなくても、余裕をもって合格できます。ただ、Goldに関してはSilverまでと同じ感覚で行くと苦戦するかもしれません。試験代も値が張るため、念には念を入れて、両方の教科書を購入して万全の態勢で臨むのをおすすめします。問題の傾向として、バックアップ・リストア・リカバリに関する問題がほとんどです。様々なバックアップ・リストア・リカバリ手法などに関して、どのような機能があるのか、どんなときに使用するのか、使用するために必要な設定条件は何か、実行するためのコマンドは何かという点などをしっかり整理しておくことが大事です。様々なフラッシュバック機能とその使用条件はしつこく問われます。また、RMANの使い方や機能、SQLアクセスアドバイザ、SQLチューニングアドバイザなどの機能も抑えておく必要があります。普段業務でOracleを触っている人でも、使ったことがない機能などを問われる可能性があるので、油断をせずに教科書を目を通しておくのがいいと思います。

■研修

試験の出来に関わらず、資格認定となる研修の中から一つを選択して受講する必要があります。当然資格認定とは関係のない研修を選んでもGoldDBA11gは合格できないのでそれだけは注意してください。GoldDBA11gの試験対策として受講するならば、オラクルのインストラクターの話によると、管理ワークショップIIを受講するといいそうです。最後に、研修を受講したら、試験とは異なり自分から認定申請をする必要があるのでこれを忘れないでください。

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