「システム基盤構築のプロフェッショナル」レック・テクノロジー・コンサルティングJapanese | English

レック・テクノロジー・コンサルティング株式会社

技術ブログ

HOME > 技術ブログ > 月別アーカイブ: 2018年9月

月別アーカイブ: 2018年9月

MB と MiB の単位記号の使い分け

1MB = 1000kB ? それとも 1024kB ?
どちらが正しいと思いますか。

こんにちは。T.W.です。

普段我々が使っているkB、MB などのデータ単位の記号は、
実際にいくつのバイト数を指しているかご存知ですか。

kBだけの単位を注目いただけると、k と B の2つのアルファベットで構成されています。
この場合ですと、それぞれ下記のような意味を持っています。

・前者:国際単位系(SI)におけるSI接頭辞
 「1000」の代わりにアルファベット「k(1k)」で表現できる。
・後者は:固定サイズのデータ(バイト)の略
 「1000バイト」の代わりに「1kB」で書かれている場合が多い。

▼▲▼▲ 小ネタ ▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲
国際単位系(SI)では、小文字の「k」が正式表記になります。大文字ではありません。
(知ってました?これだけでもびっくり!?するかもしれませんね)
▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲

主によく使われる十進法から見るとk、MなどのSI接頭辞を使うことで、
非常に大きな数字を扱いやすくできるメリットがある反面、
コンピュータの世界では二進法で計算を行いますので、
k、Mなど十進法の接頭辞を二進法の数字に使うと数の誤差が生じる場合があります。

例えば、1024バイト(2^10バイト)を1.024kBに書き変えると、さらに扱いにくくなるし、
1kBに書き変えると24バイト分が少なくなるケースがあります。

そこで、上記の問題を解決するために、電気工学、電子工学、および関連した技術を扱う
国際的な標準化団体である国際電気標準会議(IEC)が決めた「2進接頭辞」を推奨しています。

2進接頭辞って、設計書などのドキュメントで見たことありますでしょうか。

2進接頭辞の書き方・読み方(バイトの数を表現する場合)

[table id=36 column_widths="30%|40%|30%" /]

記述方法は、SI接頭辞の後に「i」を付けるだけですね。

なぜ2進接頭辞普及しないのかとその理由について

2進接頭辞普及しない理由はいくつか考えられますが、よく言われるのはわずかな誤差を無視する慣習があったからです。二進法ベースのシステムでは、大きな量を表す際、SI接頭辞キロ(k)が表す乗数1000に近い1024、SI接頭辞メガ(M)が表す乗数1000000に近い1048576、その誤差を無視する慣習がありました。一気にSI接頭辞ではなく、2進接頭辞を使うことがなかなか社会・業界への浸透ができないのが現状です。別の観点からみると、キロバイトは1000バイトか1024バイトか曖昧な部分もあり、事前に明白・説明する必要があります。

これから2進接頭辞を普及させるべき理由とは

その理由も誤差に密着な関係にあります。
今現在、使用するデータ容量が大きくなってきていますので、桁が大きくなればなるほどにこれから無視できない誤差が生じるからです。

上記の内容で、
1000(k)に近い1024をキロで表現すると、24(2.4%)の誤差が発生し、
1000000(M)に近い1048576をメガで表現すると、48576(4.8576%)の誤差が発生します。
以下の表ご覧ください。

[table id=37 column_widths="30%|40%|30%" /]

ご覧頂いた通り、単位が大きければ大きいほと、誤差が大きくなることがわかります。

2018年現在TB単位のポータブルストレージを簡単に入手することができます。更に数年後には、PB単位のストレージが量販店で流通する時代がくるでしょう。そのときにあなたは12%の誤差を許容できますか?

そういったことを踏まえて、今から2進接頭辞の記述や読み方を覚えておきましょう。

自分は、今回執筆にあたって改めて詳細を調べたりもしましたが、こういう機会がなくても最新動向や情報に敏感な人ってちょっとカッコイイですよね。

参考になれば幸いです。

以上

MB と MiB の単位記号の使い分け

Top Award Tour 2018 ~Hanoi & Ha Long Bay in Vietnam Part5(最終回)~

こんにちは、Re:QのR.Tです。

今回自分は初参加ということもあり、興奮冷めやらぬなか各日のブログを一気に書き上げてきましたが(公開は日をあけてますが、下書きは一気に書き上げました)、今回が最終日の「ハノイで値切り編」です。前日、みんなで遅くまでお酒を飲み深夜1時過ぎの就寝となりましたが、自分はある用事があって、7時に起床しました。

そのある用事とは…

最終日に着る服が1着も無くなってしまったのです!!


今回の旅行は暑い場所という事もあり、多めに服を持ってきていたのですが、想像以上にベトナムは暑く、「何かアクティビティがある度に大量の汗をかく⇒風呂に入って着替える」が1日に2~3回は発生するのです。

すでに綺麗な服は、そのとき着ているパジャマ以外なくなってしまいました。

11時のランチの待ち合わせ時間になるまでに服を買いに行かないと、その日1日中をパジャマで行動することになってしまいます。ハノイ市内なら最悪パジャマで行動してもいいのですが、空港、更に日本に帰ってから家に着くまでの間の事を考えると、やはりそれなりに綺麗な服が必要だと思いました。

まず、7時起きはなんとかクリアです。寝ぼけまなこでフラフラしながらパジャマのままホテルを出ると、もうすでに大量の原付が走っていました。

服屋が並んでいるハノイ旧市街まで徒歩で20分ほど。途中国際ATMで5000円分のドンをおろし、これで服を買う準備は万端です。旧市街は、お土産屋さん通り、食べ物屋さん通り、服屋さん通りといったように、お店のジャンル毎に通りが分かれているらしく、目的の服屋さん通りに向かいました。通りには小さな店舗30件ほどがひしめきあっており、そのどれもこれもが超一流ブランドの服を取り扱ってます(こんな感じの服屋さんが沢山ならんでます)。

もちろん、それらの服全てが本物という訳ではないと思います。本物にしては安すぎるし、扱いが雑すぎます(あるお店では、ラル◯ローレン、バー◯リー、シャ◯ルの服をでっかいゴミ袋に入れて、大玉ころがしのようにして運んでいました…)。

まずはTシャツ屋さんでラコ◯テのポロシャツを買いました。向こうの言い値で250000ドン(1200円)。まぁそんなもんかと思い料金を払うと、ベトナム人店員がもの凄い笑顔になって、「今日はあなたと出会えてよかった!」と言い握手を求めてきました。

たかがTシャツ買っただけで大げさだなぁと思いましたが、そういえばベトナムでは、観光客相手に物を売るときはとりあえず高めの料金を言ってくる、と聞いた事があるのを思い出しました(そのためか、どの服屋さんにも商品に値札は貼ってなかったです)。ちなみに後から改めて周りに聞いてみると、1枚500円するかしないか…とのことでした。。


まだそんなことを知らない自分は、なんだかボッタくられたような気がして悔しくなり、次のお店では値切りしてみる事にしました。

ノース〇ェイスのズボンを選び店員さんに持っていくと、向こうの言い値は500000ドン(約2500円)。まずは様子見ということで、400000ドン(約2000円)にしてくれとお願いしてみました。すると意外にも即決。20%程度の値引きならまだまだ問題ないくらいふっかけてきているのでしょう。

もうこの時点で目的のシャツとズボンは買えたのですが、エンジニアという職業柄でしょうか。
値引きの限界を調べたくなり、さらにお店を回ることに。

次はノース〇ェイスの冬用マウンテンジャケットです。見た目、品質共に全然悪くない。正規品なら恐らく、4万円は超えると思われる商品です。値段をおばさん店員に聞いてみると、電卓で1,400,000ドン(約6,800円)と打って見せてきました。もしこれが正規品なら即決で買う値段ですが、ほぼほぼ間違いなくニセモノです。

この商品でどこまで値引きできるのか、確認してみる事にしました。目標は4,000円前後です。

まずは半額の700,000ドン(約3400円)にしてくれとお願いしてみました。すると、「そんな安い商品じゃない!そんな安くは絶対にできない!!」と言われました(自分は英語ができない+相手もベトナム語しか話せないため、電卓の数字を見せた時のジェスチャーと語感で何を言いたいのか判断してます)。

相手が再び提示してきた数字は1,200,000ドン(約5,800円)。一気に1000円も値引きされました。これならまだまだ下がると思い、電卓を奪いそこに800,000ドン(約3,900円)と打ち、これならどうだ。と提示しました。

「冗談でしょ?そんな安くならないって!」と電卓を奪われ、相手が提示してきた数字は1,000,000ドン(約4,800円)。さらに、おばさん店員は英語が喋れる娘をよんできて、「これくらいの値段なら十分安いですよ」等と言い色々説得にかかってきます。

負けてられません。
「ハハッ!そんなんじゃ誰も買わないよ!それにアイ キャント スピーク イングリッシュ!」
といった風にこちらも電卓を奪い取り、850,000ドン(約4,100円)を提示しました。

向こうは嬉しいとも悲しいとも言えない表情になり、娘と何やらベトナム語で話し始めました。ここら辺が妥協点なのかもしれないなと思うと、「その値段では売れない、もうこれ以上は値下げできない」といったようなジェスチャーをしてきました。

「そうですか、じゃあいらないです。」と言って帰ろうとすると、慌てて引き止めてきました。
「ごめんごめん!やっぱりこの値段までは下げれる!」と言い、電卓に提示されてたのは950,000ドン(約4,600円)。

ここら辺が潮時だと思い、電卓を奪い取り、900,000ドン(約4,350円)を提示しました。
向こうは諦めたような表情になり、「OK...」と力なく呟きました。

最初の言い値の6,800円から4,350円に36%程度の値引きです。目標額より少し高いですが、これくらいの値段なら充分でしょう。

ベトナムでの値引き交渉では、大体35%引きまでは交渉できるのかなと思います。別の服屋さんで、500,000ドン(約2,500円)のシャツを、100,000ドン(約480円)で買わせてくれと言ったら、値引き交渉にすら発展せず、「帰れ帰れ!!」と追い払われてしまいました。

旅の初日によくわからないまま買う羽目にになったライチを考えると、自分で言うのもなんですが、成長を感じました。何事もやっぱり経験、わからないことで試せるのなら、やってみるのが一番です。

さて、買い物が終わりホテルに戻りお風呂に入って、新品のシャツとズボンを着てランチへ向かいます。ランチは昨晩行った日本料理屋の系列店である、おソバ屋さんに行きました。このお店、ソバだけではなく、フォーや日本風定食など色々と取り扱っていましたが、ベトナム料理は色々堪能できたので、ここでは大好きなドリアを注文しました。勿論、〆はフォーで!ということでお店お薦めのスパイシーフォーを頼んだメンバーもいました。



ドリアは日本食でもベトナム料理でもないですが、これまた凄く美味しかったです(笑)。ランチ後はバスに乗り空港まで30分ほど、無事出国審査を通って、夜22:00には羽田に到着しました。


最後に

今回、自分はトップアワードツアー初参加でしたが、旅という非日常を仕事の仲間と共有し、行動し、いろんなことを語り合う面白さ、そして個人旅行では行かないような高級店に行く経験など、初めてのことが沢山あり、大いに刺激を受けました。

次回も選出されるよう、今年も日々成長していこうと思います。

ちなみに、初日に買った大量のライチは食べる機会がなくずっとスーツケースに入れて持ち歩いていましたが、最終日に確認したところ、なんだか白いカビみたいなのが沢山ついてたのでホテルに置いてきました。。

以上です。長くなりましたが、読んで頂きましてありがとうございました。

Top Award Tour 2018 ~Hanoi & Ha Long Bay in Vietnam Part5(最終回)~

Oracle RAT技術支援サービスのプレス・リリースについて

先日、Oracle Databaseの最新版への移行を効率化するRAT(Real Application Testing)の新サービスに関するプレス・リリース(2018年8月27日付)を広報いたしましたが、他のメディアにも転載されたほか、問合せも多数頂いており、その反響の大きさに改めてこのサービスの重要性を強く感じております。

ここでは、プレス・リリースのほか、掲載されたサイトの一部をご紹介いたします。

プレス・リリース:PRTIMES
Oracle DB最新版への移行を効率化する新サービスを提供開始

下記のサイトでも取り上げて頂きました。

1.クラウドWatch
レック・テクノロジー、Oracle DB最新版への移行を効率化する「Re:Database RAT技術支援サービス」を提供
三柳 英樹 2018年8月27日 15:13

2.Yahoo!ニュース
1.から転載

3.IT Leaders
Oracle Databaseの移行を支援するSIサービス、レック・テクノロジーがOracle RATベースで提供
日川 佳三(IT Leaders編集部)

Oracle RAT技術支援サービスのプレス・リリースについて
資料請求・お問い合わせはこちら

▲ ページトップに戻る

技術ブログ

2018年9月
« 8月   10月 »
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
採用に関するお問い合わせはこちら